ぐるぐるゆったり日光詣:4日目最後は再び日光市街でうろうろ

 あっつくなってきましたね。

 

 日光旅3日目、中禅寺湖後半戦はこちら↓ 

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 そして長らくかかった日光旅レポも4日目最終日です。

 当初予定していたのは霧降高原とか大笹牧場へ行くつもりだったのですが、また寒さに凍えることになるだろなーという感触がものすごくしたので結局日光の市街で散歩することにしました。

 

 お天気もまずまず良い天気。バスに乗って「西参道」まで行き、そこから歩いて少し。

 

>>> 金谷ホテル歴史館

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 日光を牛耳る金谷ホテルが始まったところ。記念館ですね。ご多分にもれず横にホテルベーカリーがあり記念館の入口はそちらにあります。

 創業当初のカトラリーやタイプライターなどが飾られている展示室を抜けた後、当時のお宿を見学することができます。文明開花直後で外国人向きの宿がなかった時期にサービスを開始した宿。当時の名前は「金谷カテッジイン」。
 創業者の金谷氏がここを宿にする明治以前、江戸時代には奉行所の役人が住んでいた武家屋敷だった建物で、故に作りは完全に日本の家屋。やや珍しい二階建てです。
 内部は武家屋敷だったことの名残りか、さらに建て増しもされている影響かちょっと複雑な構造になっていました。歩いてるうちにどちらから来たのか一瞬分からなくなるような感じ。元々の玄関付近はわざと天井低めに作ってありましたし。

 宿泊者として一番有名なのがイギリスの女旅行家イザベラ・バードです。「日本奥地紀行」という手記に当時の宿が登場するらしい。読んだことないねんなイザベラバード。読んでみようかな。

 

 めちゃくちゃ広いわけではないけどきちんとしたお庭。

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 このお宿は結局開業から20年で移転します。その移転先が現在の神橋側にある金谷ホテルです。金谷ホテルはその時から西洋式のホテルだったと言いますから、時代の流れが速かったのですね。

 

 庭を堪能したら続いての場所へ。

 

>>> 日光真光教会

 金谷ホテルからすぐのところにあるのが大正時代に建てられた教会、日光真光教会です。建物全体に静かな雰囲気があり、完全に観光地化しきってない感じがしました。

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 この↑写真に写っている部分だけの小さな教会です。ゴシック様式というやつでしょうか。質感といい色合いといい、石積みの外壁がぐっときます。

 

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 教会といえばステンドグラス、ですがこれは絵柄が随分慎ましいですね。かわいい。

 教会の中がなんとなく薄暗いのってステンドグラスを引き立たせる効果があると思うんですよねー。もちろん教会というのは昔っからある建築なんで室内は暗いものというのが前提ですが、うまく演出してるよねって感じがします。私の勝手な受け取りです。

 

 ちょっと戻る形になりますが、先程の歴史館入場券が割引券になるということで御用邸へ。

 

>>> 日光田母沢御用邸記念公演

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 元紀州徳川家江戸中屋敷です。明治になって皇室に献上され、一時赤坂離宮となりましたがその後仮皇居・東宮御所としての時期を経て解体。建物の主要部分だけここへ移築し、さらに新しく増築、という経緯を持つ建物です。
 建築の世界って気軽に「移築」って言葉が出てくるけどどうやるのか全然知らないん……

 

 大正天皇東宮時代にご静養のためにご利用するとなった際に造営され、以降昭和22年まで皇室の方々がご利用になった由緒正しき御用邸
 いまでは普段は公園となっていますが綺麗に手入れされおり、なんとつい2年前の今上天皇即位の際にも三種の神器の受け渡しの儀式に使われたというのだから皇室ゆかりの建物として現役です。
 中にも所々に警備兼解説の方?がいらっしゃるのですが、制服がビシッとしててな…

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 MIYABI!!

 あのですねーーーこの建物ですねーーーやっぱり格が高くてですねーーー装飾がいちいち凝ってて綺麗なんですよねーーー!!!

 建物って気品を纏えるんだな!という驚きです。いや今まで旅先で色々と寺社仏閣やら歴史的建築やら見てきましたけど、こういう方向性はなかなかないですね……

 

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 ゴテゴテはしていない、しかし襖の取手一つとってもこう、という。おしゃれ。 

 あと、さすがに広いですね。天皇家の方々が生活するとなればお付きの人々もそれなりに必要なのでしょう。

 そこかしこに「〇〇の間」という解説案内板が立っているので読みながら回っていると結構な時間がかかります。

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 奥は大正天皇の謁見所。
 ザ・和風建築!と思う部分もあれば内装でかなり洋風に仕上げられている部屋もあり、良い具合に和洋折衷でモダンな雰囲気がします。明治から大正期に作られるとこういう和洋折衷な建築になるんですねえ。

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 一面白梅の壁、でも照明はシャンデリア、床は絨毯。このハイブリット、すごいですよね。部屋やエリアの格によるところもあるのだと思いますが、床は絨毯だったり板の間だったり畳だったり色々です。

 

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 お2階。ここが剣璽の間。平成から令和になる際に三種の神器のうち剣と勾玉の受け渡しが行われた場所です。思ったより簡素な部屋。なお鏡は神宮でお留守番です。
 なんかこうもっと如何にも儀式をする部屋らしい重みのある部屋を想像してました。意外や意外、窓辺の明るいお部屋です。このまま行われたのでしょうか?しかしさすがにこれだけ時代が近いとなんだか恐れ多いですね……(だが写真は撮る)。

 

 室内をたっぷり見学したのちはお庭も見せていただきます。

 ケロケロと声がしたので丁度いらっしゃった係の方に「蛙が鳴いていますね」と話しかけてみたところモリアオガエルが居るとのこと。木の上に泡で包まれた卵を産む蛙だそうです。そんなカエルいるんだ。
 数が減っている種だそうなので、このお庭はそういう意味でも大事にしたいですね。

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 室内からもよく見えるめっちゃくちゃ立派な枝垂れ桜の木があるんですがこの時期は流石に全部葉っぱです。

 

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 皇室の方々はひとりずつ「お印」と言われる名前の代わりの紋章みたいなものを持っているのですが、丁度愛子さまのお印になっているゴヨウツツジの花が綺麗に咲いていました。白いツツジです。
 普段ツツジって街路樹ぐらいでしか見かけないですがこんな木に成長するんですね。かなり大きい。

 

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 明るい木漏れ日の中に、暗い時代を思い出させる防空壕。お庭の中に何箇所かあります。昭和天皇は最後まで東京にいらっしゃいましたが、当時の皇太子である現在の上皇様はここへ疎開されていたらしい。

 

 ふらっと立ち寄っただけでしたが想像以上に楽しめました。整えられた煌びやかさというか、格調高いけれど確かに家なのだ、という感触のある建築でした。良いですよね。

 

 

 さてお昼ご飯に駅方向へ戻るかーとバスを待っていたら、時間になるはずなのに来ない。来ないというか、

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 ……渋滞やばい。えっいつの間にこんなに人が?びったびたに混んでるよ?動かないよ?なんで今朝までこうじゃなかったじゃん?さすがGWだ。新コロどこいった。

 

 うん、歩いたほうが速く着くな。

 

 ということでバスに乗る気満々だったのですが諦めて急遽歩くことに。前日までは全然GWを感じていなかったのですがここへ来てGW観光地の洗礼を浴びることになろうとは。最終日だぞ。
 ちょっと駅まで距離があるのでどこからか空くと良いなーという願いを込めつつ、渋滞の具合を見ながら駅へ向かいます。
 結果的に、神橋近辺までは混んでましたがそこを抜ければまあまあ流れていたので東照宮へくるお客さんで混んでたんでしょうね。神橋までは酷かった。タイミングよくバスも来たので乗車。

 

 

>>> 最後の昼食

 この日のお昼ご飯は駅前で最後の日光湯波。

 やはりどこのレストランも人が多く、どうしようかと思いながらうろうろしていたところ突如ざっと雨に降られたのでええいと転がり込んだ駅前の「らんぶる」さんで丼。

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 どんっ。

 そういや一般的には「湯葉」なのに日光のお店はみんな「湯波」なのでなんでだろうなーと思ってググってみたところ、日光の湯波は湯葉とは製法が異なるとか。二重になるように掬い上げられていて、歯応えがあるのが特徴らしいです。

 午前中歩き回って疲れた体にしっかりとした味の湯波丼、卵ふわふわで実に美味しかったです。ごちそうさまでした。

 

 

>>> 日光旅、締めのカフェ

 電車の時間が迫る中、最後にもう一件行きたいと思っていたカフェへ。

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 駅のすぐお隣にある「明治の館」のカフェ。ここチーズケーキが美味しいとのことでしたので食後のデザートとして食べに来ました。1階はテイクアウト兼注文お会計、2階がカフェの席です。
 たまたま丁度満席ぐらいで、窓際の席を案内されたのでそちらで一息。吹き抜けで開放感あって良いですねー。これぞおしゃれカフェという感じです。

 

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 チーズケーキ紅茶セット。
 久しぶりにチーズケーキ食べた気がします。うん、美味しい!口当たりの良いチーズケーキでした。甘いものは正義ですねえ。

 

 

 そして、これにて帰宅時間となりました。

 夜ご飯用の駅弁を買い、改札へ。

 

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 帰り道の天気もよく、行きでは大雨で見られなかった車窓の風景を楽しみながら帰ることができました。さようなら日光。

 

 

 いやあ良かったですね日光来れて。またくる時は夏に来ような。

 

 

 日光旅記録、長らくかかりましたがこれにて終了です。お疲れ様でした。

ぐるぐるゆったり日光詣:3日目その2は中禅寺湖湖畔うろうろ

 間が空いてしまって申し訳ないです。いい加減完結させるんじゃ。

 

 さて前回の戦場ヶ原散策はこちら↓。今回は3日目後半戦。

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 歩いて疲れたし、一方で気温は結構低くてじっとしてると寒くなってくるし……

 そうだ、温泉に入ろう!

 思い立って調べたらなんと中禅寺湖金谷ホテル日帰り温泉をやっていることを発見。これは入るしかない。ご飯とどっちが先でもいい。

 

 と。
 まあ思いつきに対して前のめりになりすぎるのが私の悪い癖でして。

 

 いざ金谷ホテルでバスを降りたところで「そういえば」と正気に戻り、確認したらなんとまだ日帰り温泉が開いていない時間です。えーバス降りてまったやーん。
 仕方がないので先にお昼ご飯にします。金谷ホテルがやっているカフェらしきご飯屋さんがあったのでそちらに入ることに。

 

>>> お昼ご飯とボートハウス

 日光のリゾートといえば金谷ホテル東照宮の麓が一番有名どころでしょうが中禅寺湖にもあります。

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 金谷ホテルのご飯が食べられるということか?
 で嬉々として入ってみると何とちょうど店内満席。テラス席しかないとのことでしたが外で食べるのは躊躇われる。気温以上に風が辛い。
 躊躇っているとお姉さんが「テイクアウトにして向かいのボートハウスで召し上がっては?」と提案を受けましたのでその通りに。

 

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 カツサンドと紅茶のセットー。ホテルのサンドイッチなので飲み物と合わせるとちょっといい値段しましたねー。買ってみて分かったのですが、正ーーーー直テイクアクトでこの値段はやや損した気分になりますね……。
 それともこのコーヒーハウス自体はそんなに素敵!となるような内装ではないので、やっぱりこのお値段はいいものを使ったための値段ということなのでしょうか。
 普段のご飯のお値段くらいなら気にならないんですけどね。いい歳してあまり良いお食事に行ったことがないので適正かどうかがよくわからん。
 もう少し食の経験を積むべきか……。

 

 とはいえお昼ご飯をゲットしたので早速ボートハウスへ。ボートハウスとして現役で利用されているものではなくて、かつて中禅寺湖が外国人の別荘地だったときにあったものの再建です。資料館的な建物。

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 湖側から見るとこう。こうしてみると優雅な感じありますね。寒くてそれどころじゃなかったですけど。建物の中へ撤退。まあ建物の中も窓全開なので外気温と同じですけど、風を避けられるのでマシ。

 

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 建物は二階建てで、二階が道路沿い、一階が湖の高さ、浜辺です。ここにボートをしまっておいて、直接湖に出るんですね。ボートハウスって初めて入ったかもしれません。こうなってるんですねえ。

 一通り見てまわってから一階のベンチでお昼ご飯にしました。あったかい紅茶が体に染みるぜ……1日目の日光観光からずっと言ってる気がする……ストールを持ってくるべきだったなー反省します。首元に一枚あると全然違いますからね。旅にはストール。
 それでもちょいちょい薄着の方を見かけました。あと子供。子供、平気そうな顔で走り回ってる。寒さ耐性すごいな。

 

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 カツサンドは大変に美味しかったです。肉がちゃんとしっかり美味しい肉でした。がっついてしまった。あと挟んであるわけではなく添え物としてプチトマトついてました。かわいい。

 

 ぼーっとしていたらいい時間になったのでホテルの温泉へ。「空風呂」という名前がつけられており、たしかに空がよく見える露天風呂がありました。ガイドブックによれば、夜晴れれば星空が綺麗とか。日帰りは夕方までなので、星空は宿泊者の特権です。泊まれる御身分になりたいな……

 温泉のお湯は湯の花が浮く湯ではなく、全体的に白ーく濁ったお湯でした。宿でもちょっと思ったのですが、ひょっとして中禅寺温泉のお湯って青緑ががかっている……?それとも気のせい?綺麗な色をしているように見えました。

 

 ともあれたっぷりとお湯を堪能し、午前に使った足をほぐすことができました。温泉開くの待ってよかったです。ナイス選択。

 

 

>>> 二荒山神社

 疲れをとり体を温めたら移動。二荒山神社です。日光のそれと同じ神社。

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 二荒山、つまり男体山を祀る神社です。男体山の山頂には奥宮があり、さらにこの神社の境内としていろは坂華厳の滝を含むときくと、徹底してるというか「ほんとにここらの山がまるまる本体なんだな」としみじみします。

 

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 ハイカーには有名ですが、この神社が男体山登山の入り口にもなっています。基本的にこの神社から登って降りてくる日帰りピストンコースですが、コースタイムで6時間とかなのでそれなりに登山経験のある人が装備を持って登山を目的に朝イチでこないと無理です。ふらっと観光では登れません。

 アクセスの良さのせいなのか難易度がちょうどいいのか何度も登られる方いるようで、境内には登山回数の番付看板があり、登った回数のところへ自分の名札をかけられるようになっていました。100回登った猛者たちが居るのか……

 

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 旅の安全をお祈りしてお暇。

 こうやってポンポンと短い時間感覚で途中下車できる程度にバスが走っているの、本当にありがたいですねえ。

 一度中禅寺温泉バス停までもどり、ここからは歩いて移動することにします。目指すは立木観音という神社さん。先ほどとは違い、こっち方面はバスがあんまりなかったので歩いて行きます。

 

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 湖畔を歩いていると各国大使館の別邸なるものが並んでるエリアを通りかかった(中は見えない)のですが、今でも大使の方々が避暑に来られるんですかね。イタリア大使館の別邸は記念公演になっているようではありますが、そこまで歩くのはちょっと遠いな。

 

>>> 日光山中禅寺 立木観音

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 朱塗の門が出迎えてくれました、立木観音です。こちらも日光東照宮とご縁のあるお寺。日光山を開いた(あの)勝道上人が創建したそうです。

 

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 湖畔に建ってはいるのですが後ろがすぐ山で、お堂も急坂沿いに作られています。下から見上げた時「まさかあそこまで上がるのか!?」と思いましたがそのまさかでした。

 堂内は撮影禁止なので写真はありませんが、御本尊の観音像は地面に生えた木からそのまま削り出されたものであるらしく、それゆえに「立木観音」と呼ばれているそうです。わかりやすい。
 岩肌に直接掘られた仏像は割とよく見かける気もしますが、何を思って木から彫ることにしたのでしょうね。削る前から何となく仏像っぽいフォルムだったとか?
 それから何と東照宮薬師堂で見た鳴き龍にそっくりな龍が天井に描かれているお堂がありました。曰く同じ作者だそうです。絵に関して何の知識もない私でも「なるほど道理で!」と思うくらいには同じタッチの龍でした。

 

 二荒山神社東照宮エリアにもある一方で東照宮のものと同じ作者の龍が飾ってあるところを見るに、中禅寺湖東照宮エリアって昔から縁が深くひとまとまりだったんですね。人の足にしてみたら結構離れていると思うのですが、昔の人は健脚だなあ。

 

 

 お暇したら休憩タイム。ココア。

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>>> 中禅寺湖クルージング(5分)

 いよいよ時間が押してきたので名残惜しいですが最後のイベント。芦ノ湖然り、高地の湖畔定番イベントといったらクルージングですが、まだ中禅寺湖では乗っておりませんでした。今回の旅では無理かなーと思っていたのですが、時間が合いそうだったのでちょっとだけ乗ることにしました。

 立木観音の前からでて船の駅までの短いコースです。

 

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 天気わっるいなあ……(笑
 朝の綺麗な湖は何処。いやむしろこっちが普通なのかもしれない。山だし、天気は変わりやすかろう。

 船内、意外と広い。これはリゾートなクルーザーですなあ。遊覧船にしろ電車なんかにしろ、右側に座るか左側に座るかめちゃくちゃ悩んでしまいます。今回は湖側にしましたが、このルートは岸が見えた方が楽しかったかなあ。どうかな。

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 途中、歩いた時に横を通過してきた大使館とか見えました。道路側からだと結構しっかりと塀があって建物は見えなかったので、これはちょっと嬉しかったですね。

 

 

 といったところで、中禅寺湖終了。
 この日の夜は日光市街に宿をとっていたので、帰らねばなりません。最後にお土産を買いつつバス停へ向かい、中禅寺湖とさようならをしました。また来るよ。

 


 バスに乗り、来た時とは違い第一いろは坂を通って日光の街へ。

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 何度見てもすごい坂ですねえ……うゐのおくやまけふこえて。

 

 宿に行く前に夜ご飯。

 JAPANESE RAMEN。旅の終盤ってだいたい食のノルマは達成されている一方でそろそろこういうのが食べたくなってくるんですねえ。

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 というわけで二幸さんの五目ラーメンです。いいですねえこのお玉。うどんやそばが出てきてもおかしくない食器ですがラーメンです。重さのあまりない、素朴な醤油ラーメンでした。具沢山で非常に満足度が高かったです。

 ごちそうさまでした。

 

 さてあとはお宿で寝るだけです。
 今日のお宿はこちら。

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 そう、こういうのだよ一人旅の宿って!!!
 いつもの感じで安心しましたわ!

 こちらのホテル、ドミトリー的な大部屋と個室と両方あるところでした。流石に昨今のコロナの中で大部屋はちょっと怖いので個室を予約。浴場のあるお宿だったのでお風呂に入ってこの日は終了です。お疲れ様でした。

 

 明日は最終日、寂しいですね。

 

ぐるぐるゆったり日光詣:3日目その1は戦場ヶ原ウォーキング

 

 

 奥日光に到着して滝を見た前回はこちら↓

 

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 美味しいご飯と硫黄の香りのする温泉で体力回復した3日目開始です。

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 晴 れ だ ー !!
 前日の曇天とは打って変わって晴れ。あんまりに気持ちがいい天気なのでテンション上がったまま宿を飛び出して朝散歩。水面が穏やかで綺麗です。これは良い景色です。
 

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 遠くの山はまだ雪ですね。GWだものなあ。

 近くに展望台があったので登ったりしつつ、朝ご飯を食べに宿へ帰還。

 

 朝食はビュッフェスタイルでした。この情勢で勇者だなと思いながら会場へ行くと、使い捨てビニール手袋を渡され、「おかずを取るときはこれをはめてください」とのこと。なるほどトングが共用になるので、接触感染対策ということですね。
 またマスクを外していいのは自席のみで、やはりおかずを取って回る時はマスク着用です。宿としてはできることは最大限やっているという雰囲気です。そういえばチェックインの時に厚労省からガイドラインが出てるみたいな話をしていた様な……?

 これで運用できている間はいいですが、人数増えたら不届き者は出そうですし、だからこそ宿泊者数を増やしにくいっていうのはあるのでしょうねぇ。お疲れ様です。

 

 朝食はパンを中心にあれこれといただきました。
 食後のお茶までしっかりいただき、出発です。お世話になりました。

 

 本日の予定は。

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 戦場ヶ原ウォーキングです。

 中禅寺湖からさらにバスで湯元温泉方向へ山を上がっていきます。この辺りあっちこっちにウォーキング/ハイキングコースがあり、運動靴でも歩ける遊歩道から装備がいるルートまで難易度も色々。

 

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(PDF: 日光湯本ビジターセンター)

 自分は今回何の装備もないので遊歩道歩きだなーとおもいつつマップを眺めながらルート選択。
 湯滝〜戦場ヶ原自然研究路〜赤沼をチョイスしました。湯元温泉エリアも気になりましたけどね。滝好きなんですよ……コースタイムは予想大体3時間。

 これだけルートがあるとどこからでも始められてどこでも終われますし、中禅寺湖周辺とを繋いでいるバスも日中なら1時間に一本以上は走っています。
 ただし、日光駅中禅寺湖よりは本数が半分かそれ以下まで減るので、行かれる方はあまり油断なさらぬ様。GWだとまだやや寒いし。秋の紅葉シーズンも寒いだろうし。

 

 朝8時台のバスに乗り、いざ出発。

 

>>> 湯滝

 湯滝入り口で降りて看板に従い、ちょっと歩けば湯滝という滝が出現します。ちなみに駐車場があるので車でもふらっと滝だけ見に来れます。

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 いい味の看板だ……

 なお湯滝、名前はあったかそうだけど別にお湯が流れているわけではありません。世の中にはちゃんとお湯が流れている湯滝もあるのですが、これは名前だけ。

 

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 近っ。

 上のちらっと映り込んだ手すりからわかるかと思いますが、滝までの距離が近いです。近づけるのはいいですね。すぐそこにある!
 落差は約70m。広がりながら岩肌を駆け降りてきます。なかなか綺麗ですよ!華厳の滝の様に垂直に落ちる滝もいいですが、こちらもかなり気に入りました。この滝、満足度高いです。日光いいとこだな……(滝好き)

 

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 滝壺に…釣り人………!?

 この日は5月1日。マス釣りの解禁日だった様で、この釣り人に限らずウォーキング中もしょっちゅう釣り人を見かけました。この滝から続く湯川はどうやら明治期から釣りの名所であるらしいです。釣れるんかなー。

 

>>> 湯滝〜戦場ヶ原自然研究路合流

 滝を堪能したらウォーキング開始。

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 ウォーキングコースにはずっとこんな感じで木道が敷かれていて、原則この上を歩いていきます。本当は熊鈴ぐらい必要でしたねこの環境……鼻歌歌いながらいきましょう。

 正直奥日光のこの季節、春がやっとこさきたところなので花の季節にはまだ早く、これ!といった見所は無いです。いや知識のある人ときたら季節の変わり目って絶対楽しいのですが。
 今思えばネイチャーガイドとかあったかもしれませんねぇ。中禅寺湖のバス停の近くに自然博物館があったんですよ。博物館主催でなんかやってそうですよね。行き当たりばったりに旅するとこういうのがあったとしても申し込み損ねるので、そこはよく無いところ。

 

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 カモー
 鴨も鱒狙いなのでしょうか?チラチラ水の中を覗きながら歩いていたのですが、自分には見つけられませんでした。そりゃ地上からちょっと見たぐらいで見つかる様では生き残れないか。

 

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 本来は小滝方向へ折れるのですが、現在通行止め区間が生じているので迂回路を行きます。木道からは逸れますが、これだけしっかり道があるので何ら問題なし。

 それにしても歩道街はびっしりと笹に覆われていますねぇ。背は低いのですが。

 

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 正規ルートへ合流。迂回路でも別れ道など迷いポイントは一切ありませんでした。ここから先が戦場ヶ原自然研究路となります。

 

>>> 自然研究路〜赤沼バス停

 戦場ヶ原へ突入。ここまでとは違い本格的に湿地帯になっていきます。木道は地面から上げてある形。地面に降りたらダメですよ。戦場ヶ原の一部はラムサール条約登録地です。

 

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 男体山がよく見えます。明智平から見た時も思ったのですが、奥日光は男体山に抱かれた土地です。山が雄大すぎる。登山が好きな方は登りたい!って思うのでしょうね。実際登山やる人にとっては有名な山です。ちらっと調べたら直登で片道3時間半って書いてありました。自分には無理や。

 

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 きのこ。

 植物(これはきのこだけど)の名前、覚えられる人羨ましいと思っています。何らかの名称を覚えるの非常に苦手で。

 戦場ヶ原全体によく整備されたウォーキングコースだけあって、そこかしこに案内板が建てられています。日光市と博物館員の気合いを感じる。この辺りはミズナラの木が多いとか。クマーーーーー!!! そんなの秋になったら遭遇するじゃん!!!!

 

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 湿地帯らしい景色が続いていきます。華やかさは無いけどこれもよき。川は湿地の低い位置を流れており、湿地を潤すというよりは湿地の水を運び出す機能があるとか。
 それにしても曇ってきてしまいましたね。晴れ間が見えたのは湯滝がギリギリであった。山の天気らしいといえばそう。

 

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 戦場ヶ原が「原」と付けられたのが納得いく景色。

 栃木の男体山の神と群馬の赤城山の神が中禅寺湖を巡ってここで戦争やったらしいですよ。それぞれヘビとムカデを従えて争ったとか。何でそのチョイス。ということはこの戦場ヶ原にはヘビとムカデの亡骸が……なんて。
 季節が早いせいで緑がなく殺風景なのが戦場跡感を増している気がします。

 

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 根っこ。すっかり乾いています。大分古い倒木ですね。深さ方向には伸びないんですねぇ。伸びてないからこそ倒れたというべきか……いやここでちぎれた可能性もありますね。中途半端に残っていた根は遊歩道の邪魔だから切ったとか。

 

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 川辺でこんもりしたのが群れています。この草は谷地坊主(やちぼうず)というそうです。スゲの株。水量が増えても天辺だけは水から出る仕様になっているとか。かしこい。

 

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 バス停の名称にもなっている「赤沼」という名前の由来。鉄分とバクテリアのせいでこんな色になっています。でもなぜここだけ?

 

 赤沼を越えたら終盤です。

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 鳥。何て鳥?
 すごくよく鳴いていたのですが例によって分からないんですよね……。
 すぐそこの藪の中からもウグイスが鳴く声が聞こえていました。ここでバードウォッチングする人もいるんでしょうね。それっぽい双眼鏡持っている人を見かけました。

 戦場ヶ原、有名どころだけあって頻繁に人とすれ違ったり並走?したりするのですが、ごっついカメラを持っている人が結構な割合でいました。カメラやる人にとっては花の時期だけじゃないんだなぁ。その知識が羨ましい。

 

 といったところで赤沼バス停着。

 赤沼バス停はお茶屋さんやトイレ、情報センターなどがありちょっとした拠点です。お茶屋さんでお餅を買って食べつつ、休憩しつつ、バス待ち。

 

 春の気配が漂い始めるGWも原っぱの広さが感じられて思った以上によかったです。もっと飽き飽きしてしまうかと。歩いていて汗かかないし快適。ただ花のガイドなどを見てしまうと「これも見たい!」ってなりますね。次来る時は7月ぐらいにしたい。

 

 

 バスに乗り込みつつ、お昼ご飯どうしようかなーなんて考えながら中禅寺湖へ戻るのでした。

 その2へ続く!

 

ぐるぐるゆったり日光詣:2日目その2は華厳の滝

 久しぶりに晴れでしたね。

 

 さて旅のメイン日光東照宮を見て回った2日目AMはこちら↓

yamagishi-tea.hatenablog.com

 

 今回は奥日光への旅路と中禅寺湖前半戦です。

 

 
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 PM、東武日光の駅からバスにて出発します。東武日光の駅から中禅寺湖のバス停までがだいたい45分くらいです。ひたすらどんどん山奥の方へ入っていきます。

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 よく整備された川。これかなり大規模にびしっと治水工事されてますね。

 中禅寺湖への道の途中に言わずと知れたいろは坂がありますが、いろは坂は一方通行で、駅→中禅寺湖のルートでは第二いろは坂を通ることになります。そしてこの第二いろは坂の途中にあるのが明智平

 つまり明智平は駅→中禅寺湖の方向に走っているときしか立ち寄れません。
 これはもう途中下車するしかない。
 明智平いろは坂を超えてすぐです。

 

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 いろは坂の九十九折り。ヘアピンカーブの連続をぐんぐん登っていきます。
 この道っていつできたんでしょう。できる前は奥日光へどうやって辿り着けば良かったのでしょう。どこかぐるっと遠回りする迂回路があったんでしょうか。

 途中自転車を見かけました。すごい。まず挑もうとするのがすごいし、実際挑むのもすごいし、ちゃんと漕いでるのもすごい。

 

>>> 明智平

 ロープウエイがあるということで降りてみました明智平。公衆トイレがあったり小さな売店があったりして小さなパーキングエリアの様な雰囲気。

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 曇天!標高が上がってきたからなのか時間経過によるものなのか、朝の晴天は見る影もなく曇りです。日光、だいたいこんな感じ。晴れのち曇り一時雨。

 何かピンクのお花が咲いておりますがなんの木でしょうね。全然分からん。

 

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  崩落しつつある男体山。なんとか土砂を堰き止めようと大規模工事中。治水ならぬ治山というようです。

 ロープウエイの運行は毎時ちょうどから10分に1本。結構な頻度で運行しております。ということで早速乗車。

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 温度計曰く、現在の気温、12℃です。ひえている。

 展望台までの道のりは3分ほど。すぐですね。

 展望台駅から展望台は徒歩数秒。

 

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 見よ!中禅寺湖華厳の滝、白雲の滝、そして男体山!!
 かなりの眺めです。広角で撮りたい。360°ひらけています。開放感がすごい。湖畔の街もよく見えます。男体山の麓と中禅寺湖の間にへばりつく様に街が出来ているのが見て取れる。平地少ないなあ我が国は……。
 滝までは距離があるのですが、それでも滝が落ちる音が聞こえてくる。遮るものが何もないんですね。周りも静かだし。滝の音って癒し効果がある気がします。ずっと聞いていられる。

 

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 反対側の景色。方向としては宇都宮市方向。下の方に登り側ってきたロープウエイ駅と明智平の駐車場が見えます。

 

 遠くから聞こえてくる滝の音を堪能したら再びロープウエイで戻ります。小腹が空いたので、次のバスの出発時間まで……

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 その名も明智団子。大きめの甘だれみたらし団子です。うまうま。おいしかた。こういうところで食べる団子って妙に美味しいくないですか?

 

 ということでバスに乗車して再出発。明智平、思ったより楽しかったです。良い景色が見られました。バスも1時間に3本くらい走っているので、途中下車しやすいのが嬉しいですね。

 

 ここからはバスに揺られて10分ほどで中禅寺湖に着きます。
 そしてさらに歩いて少し。

 

>>> 華厳の滝

 華厳の滝です!!

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 いやあさっき遠くから見えた滝も美しいですが、近くで見ると迫力出ますね。それにしても周りの木があんまり葉が出てない。紅葉で有名な場所ですが、この時期まだ新緑ですらないんですね。ようやく春を迎えたところ、といった季節です。

 無料展望台からの景色でも見応えがありますが、さらに有料の観瀑台もあるのでそちらへ行きます。

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 岩盤くり抜いてエレベータと通路を作ったという大掛かりな工事で作られた観瀑台です。通路からしてかなりひんやりする。そしてすごい湿度。冷えてるから不快ではありませんが、すぐそこを水が流れている気配がします。しっとり。

 

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 近い!大きい!高い!!
 やはり見上げる角度は迫力マシマシです。そしてやはり音ですね。すごい水量がすごい速度で流れていく。平均して毎秒300kgの水が落ちていっているそうです。雨がちな天気のおかげでしょうか。晴れが続くとちょっと水量減ったりする?
 また岩盤の質感もすぐそこに感じられます。水平方向に入江の様にぐりっと凹んでいますが、滝が岩盤削って徐々に後退している…とかあるんでしょうか。

 

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 観瀑台の逆サイドにある滝。こちらは急斜面の肌を滑り落ちている滝。すぐそこで華厳の滝と合流して一つの川になっています。この川が神橋と繋がっているのですねえ。最終的には鬼怒川へ合流します。

 

 

 たっぷりと滝を堪能し、宿方面へ向かって進軍。

 

>>> お茶のお時間

 滝の近くで長居をしたせいでまた体が冷えてきました。ちょっと小雨な雰囲気になってきたところでちょうど見つけた喫茶店へ。
 「ゑびすや」さんです。

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 一階は工芸品の彫物屋さん。二階で喫茶店をやっているお店です。
 のこのこと入っていくと店主の方?が座っていらっしゃったので声をかけて入店。ここのところ一人旅のお客さんが多いんだよーとおっしゃっていました。単に団体がいなくなって目立つのか、一人旅をする人が増えたのか、一人旅派が活発になったのか、ただの偶然か。

 

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 良い雰囲気のお店。頼んだのは紅茶と抹茶ケーキのセットです。上側がチーズケーキ、下側が抹茶味、真ん中が餡子味。3層になっていて見た目もかわいいく、味はしっかりと抹茶の味が濃い。
 ほっと一息、美味しゅうございました。

 

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 中禅寺湖到着!天気怪しい!!急ごう!

 

 「二荒山神社」と書かれた鳥居をくぐって中禅寺湖の湖畔エリアへ。

 この日のお宿は中禅寺の湖畔にあり、夕飯も朝ご飯もついているお宿です。ちょっといいお宿(私比)。もともと避暑地の高原リゾートなので、こういう宿が多い印象。一人でも泊めてくれるだけありがたいです。2人以上でないと泊まれないとこもあるからなあ。

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 お世話になります「なごみ」さんです。温泉宿だぜ!!

 

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 うはーーーー広い!そしてベランダがついている!レイクビューだ!!贅沢!!
 夕飯までベッドの上でゴロゴロ過ごしました。いかん寝そう。

 

>>> お夕食

 さて、今回の日光旅行の観光メインは日光東照宮でした。
 そして、食のメインは。

 この日の夕食です。繊細で美しい旅館のご飯!!

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 お品書き。もうテンション上がるしかない。お品書きが存在する時点でテンション上がる。

 

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 日光でのみ作られているお野菜「野口菜」を使ったポタージュ。青臭さはあまりなく、非常に食べやすい。

 

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 日光の定番の湯波とか中禅寺湖の鱒とか。ほろっとした煮凝りもおいしい。天ぷらはなんだって美味しい。こういうご飯が旅のどこかで食べたくなる。

 ちなみにご飯は栃木のブランド米と味ご飯の二種類が食べ放題。いっぱい食べたい誘惑に駆られつつ満腹になってしまうので控えめに……

 

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 この後霧降高原のポーク、出汁たっぷりの湯葉まき、けんちん汁、デザートまでもたっぷり堪能させていただきました。どれをとってもおいししかったのですが、湯波巻きの出汁がとてもよかったです。ついおつゆまで飲み干してしまった。

 旅館ご飯、大変によかったです。

 

 

 このあと温泉でのびのびと体を癒して就寝。温泉はいいねー

 二日目、お疲れ様でした。

 

 次回は高原ウォーキングです。戦場ヶ原いくぞー。

 

ぐるぐるゆったり日光詣:2日目その1は大本命東照宮

 GW日光旅、雨に濡れた初日はこちら↓

yamagishi-tea.hatenablog.com

 

 

 さて二日目ですよ。

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 晴れましたわ!!!!

 大 勝 利 !!!!

 乾かなかった傘を乾燥がてら日傘にしつつ二日目スタート。
 お宿の真正面にあった神橋横のこちらの建物も文化財。お土産屋さんになってますがいかにも立派な構えです。

 

>>> 神橋・再

 この日のメインは東照宮ですが、その前に昨日は雨でいまいちな景観だった神橋へとやってきました。

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 「二荒山神橋」、つまりこの橋も二荒山神社を構成する一部ということです。
 やっぱり天気がいいと赤が映えますね。1日待って正解でした。
 嬉々として入場。

 

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 橋の上から見える新緑が美しい。
 すぐ向こう側は道路なのですが、さらにその向こうに小さな神社があり、神社の両サイドに聳える杉の木がまるで門の様でした。
 秋になると山が紅葉して「紅葉の名所」って感じになるんでしょうね。

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 ちょっと見えにくいですが、橋脚が石です。石の橋脚に木製の橋。
 しかもこの橋脚、鳥居型をしているらしいです。このアングルだとなかなかわかりませんが、下からみた写真などを見るとしっかり鳥居型してます。
 それにしても大谷川綺麗だな。水底がよく見えます。

 

 

 川と新緑の景色を堪能したら、いよいよ東照宮です。

 

>>> 日光東照宮

 こんばんは。

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 徳川家康です。(大河ネタ(なんで幕末大河に家康が出てくるの

 葵の御紋が金色に眩しいぜ。

 

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 東照宮の受付より手前にあるのが五重塔。最上層だけ中国スタイル。
 塔の中心を貫く「心柱」の特別公開をしていたので見せてもらうことに。

 金ピカだ!

 五重塔の内部、公開された心柱とその部屋は金ピカでした。日光、だいたい金ピカ。解説の方曰く、この心柱、なんと地面についていないらしい

 何を言っているのか分からねーと思うがry

 まずそもそも、心柱は五重塔の中心にあって直接建物を支えておらず、一番上の相輪(塔の先端の方の飾りっぽいあれ)まで直通していて心柱周りは最上階まで吹き抜けだそうです。そんなことも知らなかったよ。大黒柱みたいなものかと思っていたらそうではないらしい。
 五重塔そのものは四隅その他の柱で立っているのですが、この日光の五重塔の心柱はその塔を支えている柱に吊るされているらしい。
 で、浮いているらしい。
 10cmくらい。

 
 一見して「は?」ですが、こうやって書いていても「は?」です。

 曰くその目的は、木造建築とはやはり長い年月が経つと隙間が圧縮されて縦方向に縮むものだからだそうです。この時の縮み具合が、建物全体に対して心柱の場合小さくなるらしい。どーんとまっすぐ通すものなので、継ぎ目の部分が少ないのでしょうね。
 で、縮み率が違うために長い年月をかけて心柱が塔のてっぺんから突き出てしまうことがあるそうな。それを防止するために周囲の柱に吊るし、地面との間に隙間を作った……というのが一応の説明です。へええ。

 それにしてもこの長さの柱を吊るす様に作るというのはなかなかトリッキーというかよく作ったなそんな構造、という感触を持ちます。
 なおもうこれ以上塔本体は縮まないと見られており、浮いている心柱が地面につくことはないだろうとのことです。

 ちなみに心柱が浮いている様子は、

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見えません。床下で見えるかなーと思ったのですが、心柱の下端は地面に掘られた穴の中です。穴の中で浮いてるんですって。

 

 何かと勉強になりました。

 

 拝観券を買い、表門を抜けて中へ。

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 思ったより広い。さすが大権現様を祀る神社。

 

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 来ましたーーー!日光一有名な猿!

 この彫り物があしらわれているのは神馬の厩舎です。東照宮全体からして12を争うぐらい地味な素木造りの建物。ちょっと意外なところにありました。だからこそ目立つ、というこでしょうか。
  建物の前面と右側側面の上方にぐるっと猿たちがいます。順番に見ていくとストーリーがあり、一匹の猿が生まれてから自分が親になるまでの人生が描かれております。

 

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 落ち込むことだってあるさ。

 

 ドンと構えた唐銅鳥居をくぐり、少し進むと出迎えてくれるのが陽明門。東照宮のシンボル。

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 「東照大権現」のプレートが輝いている、白い門。

 圧巻です。

 いや正直予想してなかった(そればっかりだな)ですが、こんなに豪奢でかつ独特の格調高さがあるものとは。「白の門」ってのがあまり見ないものだからなのか、寺社仏閣って大抵木の色そのままか朱色が定番じゃないですか。白。白に金。

 これはぜひ、汚れてくる前に見に行っていただきたいです。
 彫り物も実に多彩なので見てて飽きないし全部見たいしずっと見上げているから首が痛いし。

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 ほんとに色褪せる前に見て欲しい。この鮮やかさと細やかさですよ。今でも直せるんですね。こういう技術はたやさず大事にしてもらいたい……

 有名な「逆さ柱」があるのもこの門です。潜った先の左手にある柱が上下逆。それだけ見ても逆かどうか分からないので何本かと見比べると確かに逆でした。あえて「画竜点睛を欠く」の状態で止めておく、という思想ですね。

 

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 陽明門を抜けてすぐにあるのが唐門。極彩色な陽明門とは違ってこっちの彫り物はビシッと白黒です。黒い龍が実にかっこいい。白黒ですが金箔のおかげで地味ではなくむしろ豪華な雰囲気に。
 唐門というだけあって中華な雰囲気ありますね。龍の描き方がそれっぽいのかな。こちらの門、かなり好きです。

 
 唐門の両サイドに伸びる回廊の彫刻の見事さに唖然としつつ(残念ながら半分工事中であった)、東回廊へ。

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にゃーん

 これも有名な眠り猫ですね。下から見上げると見張られている様に見えると言います。そうかな……そうかな?
 この真裏には雀が2羽で遊んでいる彫刻があります。そんな平和な世の中を祈って作られたとか。

 

 猫の下を潜って墓所奥社へ。大猷院では立ち入り禁止でしたが、東照宮は奥宮まで入れます。元々こちらも一般人は入れなかったのですが、昭和40年の東照宮350年記念で開いて以来見られる様になりました。

 名前の通り敷地の奥にあるのですが、例によってまた石段をずんずん登っていった先にあります。東照宮の中で一番高い位置にある。
 これがまた結構長くて遠い!
 最後の方は息切れしておりました。背中のザックが重たいぜ。

 ちょっと驚くのが奥社までの石段で、よくある様な丸めの石を組み合わせて作っているものではなく一段一段が一枚の石です。

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 随分と現代的といいますか、あまりの継ぎ目のなさにコンクリ製に近い印象を受けます。石だそうです。こだわってそうですよね。

 長い石段を上り切ればそこが奥宮。こちらにもちゃんと拝殿があります。

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 緑っぽい色味に見える黒漆。下界の豪華な雰囲気とは変わって落ち着いています。
 奥宮はかつて歴代将軍しか参拝が許されなかったそうです。東照宮も大猷院も、階級によって「入れるのはここまで」っていうのが結構ビシッと決められていた様なんですよね。武士の中でも分かれています。家康、神格化が凄まじい。

 

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 宝塔と、鶴の燭台、獅子の香炉、花瓶。
 お仏壇の前にもある、いわゆる三具足(みつぐそく)ですが、ただの燭台ではなく鶴が咥えています。仏具に詳しくないのでよくある形式なのかどうかが分からない……
 左奥に写っているのが、この杉に祈れば願いが叶うというその名も「叶杉」です。

 この奥宮で限定という眠り猫お守りストラップを買い今回の旅の土産にしました。

 東照宮は今回の旅の一番大きな目的地なので何か欲しかったのですが、これでちょどよくカバンのポケットに入るものが買えました。
 なお最近御朱印が流行っているそうですが、奥社の御朱印は奥社限定で下のとは違うらしいです。集める人は頑張って石段登ってね☆

 

 来た道戻って神輿舎の天井画を覗き込んだり(綺麗な天女さんです)

 オランダから送られた廻灯籠を見てにやにやしたり(うっかり葵紋が上下逆)

 塀を支えている狛犬?ちゃんを探したり(かわいい)

 

 ウロウロしながらも東照宮の次なる有名ポイント、薬師堂へ。

 なんといっても「鳴き龍」で有名な御堂です。

 天井に描かれた竜の「顔の」真下で拍子木を鳴らした時だけ御堂全体に音が響くので「鳴き龍」と呼ばれる様になりました。案内人さんが居て鳴らしてくれるのですが、本当に響くポイントが決まっていてへえぇと驚きました。
 ちょうど頭の位置にくぼみがあり、そのせいだということですが、一体どういう意図でそんな仕掛けを作ったんでしょうねえ。

 

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 これにて東照宮参拝終了です。

 いやあすごかったですね。特に彫刻。そしてその色合い。終始見上げっぱなしでした。満足満足。

 

>>> お昼ご飯

 ここで予定通りお昼時になったので昼食場所を探します。天気も良く、気温も上がっていたので、そばが食べたいなーという気分でしたので、

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東武駅前まで戻り、「旭屋食堂」さんで冷やしの湯波そばをいただきました。昨日の昼も湯波だって?この辺何にでも湯波乗ってるからつい湯波入りを頼んでみたくなるんですよ。
 冷やし中華の如くそばの上にいろいろ乗っていて面白かったです。さらに小皿の薬味も全乗せしました。ちょっと暑い日はやっぱりこれですね。美味しゅうございました。

 この日の夜の宿泊予定は中禅寺湖にしてあり、中禅寺湖まではバスで行く必要がありましたので、ご飯を食べつつガイドマップや時刻表(駅でもらえた)を見つつ時間調整。

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 ほどほどの時間でバスに乗車し、中禅寺湖方面へ向かいます。途中の明智平なるところにはロープウエイがあるそうなのでそこで途中下車しようかな?

 

 

2日目その2へ、続く!!

 

ぐるぐるゆったり日光詣:1日目その2は東照宮……以外!

 むしあつい 

 

 1日目その1、到着からお昼ご飯まではこちら↓

yamagishi-tea.hatenablog.com

 

 

 では本格的に観光開始、1日目その2へ行ってみましょう。日光山はこう↓なっております。

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(日光旅ナビさんパンフレットからの切り抜き。全体図はパンフレット|日光旅ナビ様よりどうぞ)

 東照宮本体は混みやすいから朝一がおすすめ、というのをどこかで見たので明日の朝に行くとして、日光には他にも世界遺産登録されている「日光山輪王寺」と「日光二荒山神社」があります。こちらを先に見て回ることにしましょう。

 

 

>>> 神橋

 日光山参拝入り口の目印、神橋。下を流れる川は大谷川といいます。中禅寺湖から流れ、鬼怒川へ合流している川です。

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 謂れは古く奈良時代の終わり頃、日光山を開いた勝道上人がこの川を渡れず困り、神仏に祈ったところ深沙大王なる仏教の守護神が現れたとか。その深沙大王がなげた二匹の蛇が橋を作り、さらにその背中に山菅(ヤマスゲ)が生えて見事橋となり、上人は大谷川を渡ることができた、というお話。

 料金払えば渡ることができますが、雨なのでこの日はスルー。どうせこの辺りは何度も通ることになります。入るのは次の機会にしましょう。

 

>>> 日光山輪王寺

 さて日光山内ヘ入っていきます。

 最初日光山への入り口がよくわからずこの車道まで歩いてきてしまいましたが、実際は心境の交差点すぐの石段を登って行けば良かった模様。

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 車道とはいえ関係車両のみの道であるようです。それにしてもすごい杉山ですね。
 日光山は杉が多いです。しかも立派な杉がちょいちょいある。

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 輪王寺入り口で迎えてくれる勝道上人像。こんだけ雨降ってると寒そう。これ自体は昭和30年に建てられたもの。

 

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 三仏堂。本堂にあたります。外からお参りするだけならば料金は要りませんが、写真の左の方(切れてる)に受付があり、拝観料を払えばお堂の中まで入ることができます。

 ………これ霧……どころか雲の中なのでは……


 堂内は撮影禁止ですので写真はありませんが、中には阿弥陀如来、千手観音、馬頭観音の3体の仏像があります。だから「三仏堂」です。わかりやすい。

 3体とも金のメッキが施された仏像で、解説してくださったお坊さん曰く、今回の大修理で特に貼り直しなどはしておらず、綺麗に掃除しただけ、元の輝きを取り戻しただけ、とのこと。天井外してクレーンで吊り上げて京都まで持って行って修復したらしいです。職人さんがこっちにはいないとかで。
 ただ阿弥陀如来だけは「3人とも持っていったら日光に仏様がいなくなってしまう」と、脇に修理用の小屋を立ててそこで修理したとか。小屋まで建てたなら全部それじゃダメでしたの?と思うのですが、納期的な問題でしょうか。

 お堂も全て漆塗りのベンガラ仕上げ。下の方がピッカピカに磨かれており、とても手間がかけられた工程なんだとか。修復の話が面白かったです。

 

 お堂内部を進むと十二支に因んだ干支の守護神的な仏像も安置されておりました。それぞれ自分の干支の仏様だとか。自分の仏様にお祈りをしておきました。
 この干支の仏様のお守りは、買えば一生物(毎年買い換えるようなものではない)であるとかで、要はセールストークに繋がるわけです。ちゃっかりしてるというかなんというか。

 

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 大護摩堂。その名の通り火を焚いて祈祷をするお堂。鉄筋コンクリート製。祈祷は1日に3回か4回かやっているようです。
 三仏堂内にも同様の祈祷をする場所はありましたが、そちらは世界遺産認定に伴って1日1回までというルールができたそうな。世界遺産になると木製の構造物では火が使いにくくなるんですね。それも何だかなあ。

 

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 輪王寺の次は東照宮の前を通り過ぎて「日光山輪王寺大猷院(だいゆういん)」へ向かいます。

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 輪王寺はあの三仏堂が見どころのメインではあるのですが、お山全体がお寺というタイプのお寺で、あっちこっちに関係施設があるとか。大猷院は、全体からしてみればすぐお隣ですね。

 

 >>> 日光山輪王寺大猷院

 東照宮が家康の墓所ならばこちらは三代家光の墓所……あれっ二代目どこいった?

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 さっきの輪王寺と共通拝観券を買っておいたので早速中へ。

 山の中……いや日光全体山の中なのですが、このお寺は山の地形に沿って建てられているためどんどん階段を登っていくことになります。途中にある山門の装飾が派手。

 というか、全体的に。

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 派手。手水舎がこれですよ。屋根が立派すぎる。
 「家康公の廟所を凌いではならない」という遺言があったそうですが、そりゃ東照宮に比べたら地味でしょうけど、これだってなかなかに派手です。修復したてでまだ色が褪せていないからそう感じるだけでしょうか。

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 赤はベンガラだろうけど、青や緑は何の色なのかなあ。当時合成顔料なんか当然ないので、修復も昔からの鉱物系顔料のはずではありますが。

 

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  登り切ったところにあるのが唐門で、この奥が拝殿です。山をくり抜いたような場所に立っており、背後も左右も崖になってます。どっしりとした雰囲気とどことなく異世界じみた静かな雰囲気を併せ持つちょっと不思議な空間。雨だからでしょうか?

 

 拝殿内は壁から襖から全体的に金色でした。ほんとに派手好きだな。天井には竜の絵がたくさん描かれていました。寺院は天井が綺麗なところも多く寝っ転がって見たくなるのですが、いくら誰もいなくてもさすがにちょっと憚られますね……

 

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 拝殿を抜けたら皇嘉門。この先が奥の院、家光の墓所になりますが、ここから先は一般人立ち入り禁止です。

 

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 唐門の外壁の装飾がとても凝っていて晴れているなら一個一個じっくり眺めたいところです。上の鳥の部分が一枚ずつ全部違うんですよ。すっごい。

 

 本格的に雨の中歩くのがしんどくなってきたので、この辺りで大猷院から撤退。滑らないように慎重に階段を降りつつ、最後のスポットへ。

 

>>> 日光二荒山神社

 大猷院の真隣にあるのがこの神社。

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 写真にあるようにこの辺りの一宮です。どうやら元々違う場所にあったようなのですが、1619年にここへ移築されたとか。
 二荒山=男体山そのものが御神体であるのと同時に、大己貴命田心姫命・味耜高彦根(あじすきたかひこね)命の三柱を祀る神社です。大己貴命はつまりあの出雲の大国主で、出雲と同様この神社も縁結びスポットになっている模様。

 

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 この神社、拝殿横から入れるお庭のようなところが見所です。これ↑は「化け灯籠」。かつて夜間警護の侍がこの灯籠の明かりを亡霊と見間違えてたびたび刀で斬りかかったとかなんとか。
 それで化け灯籠なんて名前つけるのもどうなん……しかも何回か間違えられてるんだ……。
 この灯籠が灯されたところを見てみたいものです。そんなに人魂っぽい雰囲気になるのでしょうか。

 

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 霊泉。眼病に効くという効能と、若返りの水という伝承と、この水を使えば良い酒ができるという言い伝えなどが合わさっています。
 初穂料を納めればペットボトルに汲んで帰ることもできますしなんならペットボトルが売られていますが、自分はここで飲むだけにしておきました。持って帰っても重いしね。目が悪いので目が治りますようにと願掛けをしつつ頂きました。

 

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 岩を山に見立てた日光連山の遥拝所。山岳信仰ですねえ。

 

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 ちょっとだけ桜が残ってました。なんという種類なのでしょう。
 この観光中、桜が散った跡を見ることがちょくちょくあり、流石に山なのだなあなどと変なところで標高を感じておりました。

 

 のんびりしていたら閉門時間になってしまったのでお暇。ぎりぎりまでお世話になりました。

 

 

>>> 夜ご飯はステーキ

 さて閉門時間、つまりこの時点で夕方です。気づけば体がすっかり冷えていました。気が抜けたのか腰を下ろしてご飯を食べながら休みたい気持ちがどっと押し寄せてきたので夕飯処を探すことにします。
 とはいえ日光市街、そんなに夜ご飯の選択肢が多くなくてですね。こういう情勢下なので酒場が閉まってたという可能性はありますが、湯波料理屋さんはお昼営業ですし、ラーメンというのも……

 

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 はい。匂いにつられてステーキハウスにやってきました。「えんや」さんです。お店の外観がなくて申し訳ない。写真がぼけぼけでした。

 人生でステーキハウスって入ったことないぞ肉のことよく分からんぞと思いつつ、メニュー表の一番上にあったお肉とライス、コーンスープを注文。

 

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 まず出てきたのがコーンスープ。浅いお皿に入っているのを想像していたらお椀にたっぷり!これはうれしい!
 体が中からあったまります。生き返る。

 

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 続いてお肉!ミディアムで焼いてもらいました。
 ソースをかけるといい音が鳴る鉄板!立ち上る湯気!とろけるバター!!
 
 んーーーーおいしい!!!!!
 
 特にバターを添えると罪の味。かっこむ様にいただいてしまいました。そのせいかライスがお腹に入りきらなかったんだ……バカな。
 出てきた時には余裕だと思ったのですが、コーンスープが多かったからなのか、疲労のせいなのか、それとももうそんなに食べられない歳なのか……うっ……完食ならず……
 コーンスープとお肉プレートは完食したから許してもらいましょう。

 

 後でクチコミを見たらどうやらこのお店ビールの種類が豊富でそれを売りにしていた様なのですが、行った時はやってませんでした。どこも規模縮小営業ですかねえ。

 大変に美味しくいただきました。ごちそうさまでした。

 

 

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 この後は翌朝の朝食をコンビニで調達し、宿へ帰還。
 濡れた諸々を部屋で干しつつ大浴場でゆったりと体を休めました。これにて完全復活。風呂は偉大なり。

 

 実はこの日、予定では「世界遺産めぐりバス」を利用するつもりだったのですが、GW中はこの路線走ってないんですねえ。知りませんでした。なので全行程徒歩です。
 まあ上記の距離は歩けない距離じゃないんですけど、バス乗るつもりでいたら「この停留所には停まりません」という表示があった時の脱力感は凄かったです。いや私の情報収集不足なのですけどね。

 

 晴れる様に祈りながら、二日目へ続く!

ぐるぐるゆったり日光詣:1日目その1は雨の中の移動そして散策

 もう梅雨入りか?って天気が続いてますね。

 

 日光旅行記、前回の準備編はこちらでした↓

yamagishi-tea.hatenablog.com

 

 GW終わって二週間経ってから公開してるのは保険ですよ保険。 

 

 さて今回は1日目その1。移動と本格的な寺社見学前までの市街散策です。

>>>  移動

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 さてゆるゆる日光旅行へ出発進行。とはいえ初日の半分は移動です。

 この時期は田植えシーズンなので、車窓からも緑の綺麗な田園風景が……

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 ………雨ですね。

 いや数日前に天気予報を確認した時から覚悟はしてましたけど。予想以上に雨ですねこれは。ざんざん降ってますよ。車窓の景色など望むべくもなく。
 この日の雨予報、一週間くらいずっと雨予報が出続けていました。こういう予報の時はまず間違いなく強めの雨なんですよ。

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 「きりふり」に乗って到着。なんかこの特急もいろいろあってなあ……JRのスペーシアがそのまま乗り入れていたり東武東武「けごん」という特急を走らせていたり。どれが早くてどれが安いの全然分かりません。着けばよかろう。

 さて現地についても雨が続いています。それ自体は知ってました。

 でも、

 こんなに冷えるなんて聞いてない。

 

 さっっっっっっむ何だこれもうGWぞ???
 一枚上着を余計に持ってきておいて良かった!!!!無かったら冗談抜きで死んでた!!!!!

 

 えー、着ているものにもよりますが個人的にはさらにストール的な首に巻く何かがあっても良かったですね。雨だと体が染みるように冷えます。

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 東武日光駅舎。結構綺麗にされてます。改装されてからそんなに経っていないのでしょうか?この整い方、さすが一大観光地。
 改札を出て駅舎を写真に収めているとだんだんとテンションが上がってきます。いよいよやって来たなあ!

 

>>> 散策開始


 じっとしていても寒いので、早速歩き始めることにしましょう。この日のお宿は寺社の近くで丁度道中にあり、チェックイン前でも荷物を預かってくれるというので日光市街を歩きつつ宿へ向かうこととします。

 

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 歩きつつ、なんて言いながらも早速寄り道。「揚げ湯波まんじゅう」です。駅前ロータリー脇にあります。温かいお茶も下さりました。
 ザクっとした衣の食感と中のあんこがとても美味しい。宮島には揚げもみじ饅頭というものがありますが、揚げたまんじゅうって美味しいですよね。あんこと油の相性がいいのでしょうか。こんな天気なので温かさが体にじんわりと嬉しい。ごちそうさまでした。

 

 さて散策再開です。緩やかな一本道の上り坂を歩いて行きます。
 和風なサンリオ。キティちゃんってアジアで人気なんでしたっけ?

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 見てくださいこれ。

 誰もいません

 びっくりするぐらい車が走っていない。本格的な連休開始よりは前、とはいえ祝日ですよ?天気のせいですか?つまり日光って日帰り客が多いのです?東京からのアクセスが良い場所ではありますがそれにしてももうちょっと泊まり客がいてもいいのでは。このご時世だから皆さん回避でしょうか?

 

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 流石に買うわけにはいかないですが素敵な店構えのお花屋さん。丸窓っていいよね。

 

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 いわゆる観光案内所。駅からちょっと離れてるんですね。バスの時刻表をいただきに伺いましたが、枚数がないとかで写真だけ取らせてもらいました。しまった、駅でもらっとくんだったな。

 

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 ぼちぼち歩くうちにお宿に到着。神橋目の前です。
 チェックイン前でも荷物を預かってもらえると聞いていたので重たいものを下ろしてしまいましょう、と思ったらもう部屋が使えるとの案内だったのでチェックインを済ませて部屋へ入れてもらいました。……空いてるんだな…

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 ぜっ贅沢ーーーー!!!!
 TATAMI!! FUTON!!! かわいいダルマの絵が飾ってある!!! いつものビジホな感じではない!!! これはお宿だ!!!
 まずい、こんなところ泊まっていたら贅沢に慣れてしまう。

 座ったら根が生えそうだったので荷物を置いてすぐ出発。

 

>>> お昼ご飯

 

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 すぐ隣にあったお店でまずは腹ごしらえ。湯波丼セット。
 日光、お寺の土地柄ということもあって名物が湯波なんですよね。そこかしこに湯波料理屋さんがあります。もっとも京都同様、湯波料理屋さんってお昼がメインで夜はやっておりません。湯波を食べにいかれる方はお昼に。

 こちらのセットはお味噌汁の中にも湯波が入っておりました。一緒に入っているのはわかめではなくアオサ。味噌汁に湯波?と思いましたが、これが意外と美味しかったです。考えてみれば豆腐か。

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 冷えてた体にじんわりと温かい。湯波だと歯応えがあっていいですね。

 お漬物や小鉢ももちろん湯波丼本体も美味しかったです。ごちそうさまでした。

 

 さて次はいよいよ本格的に観光ですよ!