松島や ああ温泉や ずんだ餅 〜宮城旅行4日目最終日は最後の温泉

投稿間隔が空いてしまった旅行記も最後になりました。

 

いよいよGW旅行最終日、再びの青天。今回の旅のお天気勝率は5割でしたね。

朝風呂に入り、朝食をいただき、お宿を出発。

付近の散策開始、といってもこちらの駅周りは温泉街然としてないので、何かあるわけでもないのですけども。

ちょっと歩くとお社発見。いい感じにくたびれていますね。こういうのも好きですよ私。

手が入ってるんだか入ってないんだかいまいち判然としないあたりポイント高いですね。完全には侵食されきってないのですがまめに整えられている感じでもなく、どちらかというと人間サイドが劣勢な感じです。前日の雨で水が捌けていないのもあって余計立ち入りにくい雰囲気。

石造りってわけでもないのでほっといたら何年もしないうちに草に飲まれそうですので、やっぱり誰かがたまには手入れしてそうなんですよねえ。

ちなみにすぐそこ線路です。

何らかの山菜。食べられるやつ……?ゼンマイ……?
スミレも咲いていました。最後の春ですね。

 

引き続きお散歩続行。

上流にダムがあるらしく、幅の広い川に立派な橋がかけられていました。川に沿った道路も綺麗に整備されていて走りやすそうです。どこに向かっている道なのでしょう。車に乗らないとそういうことは全然わからないのですよね……。

河川敷のツツジ

 

栗だんご。ここでも作ってるんですね。

この近辺には新しい建物の公民館?市役所の支部?のようなものがありました。そこから仙台までのバスが出ているようで、利用客らしき人が待機していました。電車で2時間でしたがバスだとどれくらいなんでしょう。

 

10時になったので宿屋の並びに戻り、日帰り温泉目当てで来てみました。ホテルニューあらおさん。さすがに「日帰り」の旗が立ってますからこれでやってないってことはないでしょう。……ないよね?

無事やってました。やりました。お昼からは食堂も利用できるようです。ということでこの旅最後の温泉へ。

嬉しいことにこちらの温泉には露天風呂もありました。今回の鳴子旅で温泉はたくさん入りましたけど、実は露天風呂って入っていなかったんですよね。露天風呂に半身浴、いつまででも浸かっていられます。
こういう旅館の日帰り温泉、入りにくる人って意外と少なかったりして、特に昼間は空いているか貸切状態のことも多くあります。ザ・温泉街だともう少し混んでるでしょうが、ここはちょっと離れているので今回ものびのびすることができました。

 

名残惜しみながらお風呂から出て駅へ。

駅前のお土産屋さんでお土産調達。栗だんごも売っていました。美味しかったけど日持ちしないので、隣にあった栗まんじゅうを購入。家で食べましたが、こちらも栗がゴロっと入っていて美味しかったです。

 

さようなら鳴子温泉。何といっても、いいお湯でした。

 

車窓の景色も晴れているとやはり気分が上がりますね。最後まで楽しい。

 

さて帰路ですが、来た時のルートを辿って仙台に一度戻るという手もあるにはありましたが、まあ何か仙台でやりたいことがあるかというと……ひょうたん揚げ……あるにはあるのですが流石に疲れてもきていたので、大人しく古川から新幹線に乗ることにしました。

ちょうどお昼時でしたのでご飯を食べに改札を出ます。

駅舎も駅前も広くて綺麗な駅ですね古川駅。比較的最近綺麗にしたのでしょうか。

青空ー

 

ふと立ってた案内看板を見たら食事どころと書いてありましたのでかのやさんに来てみました。町の定食屋さんって感じですね。

前日の冷たい雨とは打って変わって歩いていると暑いぐらいの日でしたので、今季初冷やし中華を旅先でキメることにしました。あまり酸味のないタイプの冷やし中華で、ででんと乗ったチャーシューが嬉しい。生姜の味がアクセントになっていて美味しかったです。

 

お腹もいっぱいになったところで最後のお土産タイム。

駅で自分用に牛タンビーフシチューを購入しました。重いものは最後に買うに限るよ。

 

やまびこに乗って、帰りましょう。

 

 

これにて2022年GW旅、完。

 

松島や ああ温泉や ずんだ餅 〜宮城旅行3日目は土砂降りの鳴子

やっぱり終わらなかったじゃ無いか!!

短くまとめるテクニックが必要っすな……

 

さてGW旅行の3日目です。この日は雨予報が出ておりますが曇天スタート。

朝ごはんにコンビニおにぎりを食べたのち2日間お世話になったホテルを出発し、この日は鳴子温泉を目指します。そう、やはり旅の中に温泉は外せないのです。

                                                 

鳴子温泉までの路線図は大体こうなっています。古川まで新幹線という贅沢をしてもいいのですが、特に急いでもいないし在来線ですね。2時間ちょいです。
昨日いた松島海岸駅を再度通る……かと思いきや、実は路線が別という罠。昨日乗ったのは仙石線というやつですが、今日乗るのは東北本線だよ。途中ほとんど並走してる区間あるよ。

 

小牛田(こごた)で乗り換えまーしてー

陸羽東(りくうとう)線。雨降ってきちゃった……車窓の景色は帰り道に期待しましょう。

 

鳴子温泉駅へ到着。温泉の駅らしく足湯があります。

観光案内所でパンフレットと日帰り温泉の情報を手に入れ、ロッカーへ大きな荷物を預け、とりあえずお昼ご飯にすることにします。

 

駅前の洋食屋さんでナポリタンをいただく。3日目になるとそろそろこういうのが食べたくなってくるのです。お味噌汁が出てくるあたり町の洋食屋さんっぽくて良いですね。

ご飯を食べつつ観光案内所でもらったパンフレットを眺めつつ独り作戦会議を開始します。
事前にHPを見る限り、コロナもあるから日帰り温泉やってないとこもあるというのは把握しておりましたが、なんとGW中はほとんどのお宿が日帰りは閉めているとのことでした。
公衆浴場と大きいホテルはやっているようではありましたが、行きたかった義経ゆかりの湯などは宿泊者のみ。元々湯巡りをうたっている温泉だけにちょっと残念でした……が、やってないものは仕方ない。

温泉街散策と公衆浴場2つへプランを切り替えます。

鳴子温泉の名物といえば、

こけしです。こけしPRがすごい。至る所にこけしがいます。寸胴ではなく中央がスリムなのが鳴子こけし

雨強くなってきたねー

硫黄の匂いが漂ってくる中、お宿から登る湯煙を眺めつつ、温泉神社にやってきました。

温泉行くとその集落に一つはあるイメージありますよね温泉神社

別の看板には「ゆのかみのやしろ」とルビが振ってありました。本当にここら辺ではそう呼ばれているのかその看板だけなのかはよくわかりませんでしたが。

本殿そのものはさして大きくないのですが、よく整備された神社です。

駐車場の周りには桜の木が植えられていました。山の中ですが、さすがに八重桜の方もぼちぼち終わりなようです。晴れた日に見たかったなあ。

参拝後にやってきたのは1軒目の公衆浴場「滝乃湯」さん。

看板猫がお出迎えしてくれます。写真撮るタイミングを逸して後ろ姿しかなかった……

入場制限をしているので、券を買ってしばし待つ。
中は洗い場もない昔ながらの浴場に、濁りのある硫黄泉。雨の中を歩いて冷えた体が温まります。湯温調整のためか、上からお湯が落ちてくるのですがその様子がまた風情がある。極楽だ〜〜温泉はいいぞ〜〜〜〜〜〜〜〜

 

お湯から出たらまた散策開始。すごい、湯から出てもしばらく体がポカポカしている。

郵便局の前にあるポストもこけし柄でした。えっかわいい。手紙出したくなる。しかし切手も葉書も持っていないのでどうにもならない。おまけに日曜日だ!

 

温泉卵?食べたい!と寄っていったらなんと1パック単位での販売でした。流石にそんなにはいらないかな……いや奥に行ったらあったのかな? そういえば店先だけしか見なかったですね。

 

ぶらぶらしつつまた体が冷えてきたので2軒目へ。

桟敷湯さん。ここは2階の入り口です。こっから入っていいの?とやや不安になる入口をしています。やはり数人待っていたので順番待ちしつつ中へ。

滝乃湯は湯船だけでしたがここは洗い場のある浴場でした。天井が高く開放感があります。お湯が湯温調節のため3箇所に分かれて供給されていました。手前は熱く、奥へ流れていく間に冷めるんですね。熱いところからのみお湯の供給される湯船もあり、好きな湯温の方へ浸かれるようになっていました。

湯の花漂ういいお湯でした。幸せだよね。

小咄ですが、なんでもこのお風呂、早稲田の学生さんがボーリング実習していたら掘り当てたとか。だから「鳴子・早稲田桟敷湯」。そんなことあるんですね。

 

温泉の沸くところはよく地獄呼ばわりされます。景気良く湯煙が立ち上っている源泉から直接お湯が引かれた足湯。雨じゃなければ是非浸かりたかった。じっとしてると寒いねん……。

 

栗団子が美味しいと事前に聞いていたので買いに来ました。元々イートインもやっていたようなのですが、コロナのせいでしょうか、持ち帰りのみになっていました。暖かいうちに食べたかったですがお宿まで我慢です。

 

「たまご屋」さんで一服。席数はそんなにありませんが洋菓子屋さん兼カフェです。プリンと紅茶をいただきました。歩き回った後にはこういうものが欲しくなる。夜には団子も食べますがまあいいじゃないんですか。

 

そうしているうちに時間になりました。

実はこの日泊まるのは鳴子温泉ではなく、一駅戻ったところにある宿です。カフェは電車の時間調整の意味もあったのでした。

鳴子御殿湯駅。小さいですがなんとも趣ある駅舎です。
チェックイン時間が迫っているのでサクサク移動。

 

お世話になります勘七湯さん。

もともと鳴子温泉、というかこの路線沿いにある温泉どころ全体的に、元々は「湯治場」なんですよね。ここも本来はそういうお宿。
湯治をする人は自分で炊事などもするのでしょうが、一泊の旅行者のために食事付きプランもあります。

お部屋は至って普通の和室。トイレはついてますが手洗い場はありません。共用だよ。なんら問題ないね!

 

ご飯はお膳で部屋食でした。け、結構量がある……!お腹いっぱいになりました。魚が美味しかったですね。

ご飯の後は腹ごなしにお風呂へ。本日3度目のお風呂ですね。もちろん天然温泉です。

 

お茶を淹れて、栗団子をいただきつつ、大河ドラマを見ながらダラダラと過ごす夜。

光の当たり方のせいであんまり美味しそうに見えないかもしれないですけど美味しかったです!! みたらしに浸かる、ごろっと栗の入った甘じょっぱいお団子。緑茶が最高に合います。

 

旅、いいなあ。

 

 

次回、最終日。

 

松島や ああ温泉や ずんだ餅 〜宮城旅行2日目後編はアディショナルタイム的な何か

GW宮城旅行記録。はたして5月中に書き終わるか?

 

さて前回は松島の有名どころのお寺めぐりでした。

最低限見るとこ見たので、松島を上から見たいなーと思い、景観スポットを探すことに。有名なのは「西行戻しの松」ですが、ゆっくりお寺見て回ったせいでそこまでいく時間と体力がありませんでした。体力のご利用も…計画的にね……

 

ということでやってきました松島博物館&観欄亭。お茶がいただけるとのことで休憩がてらです。

松島は月の名所としても知られますが、この建物も歴代の仙台藩主が観月のために利用した建物だとか。
午後5時に閉まってしまうので、一般客が月見をできるとしたら冬とかですかね……そういやこれどっちの方角向いてるのがまで調べませんでした。東?南?


くつろぎの一杯。だいぶ肌寒い時間になってきました。

 

その後松島離宮なる商業施設に立ち寄りつつ、
(庭園がメインのはずなのに工事してたよ)
(この旅そんなんばっかだな)

↑屋上からの景色
(あ、ここにも博物館がありました。展示内容は東北の地学。方向性はいいと思うからもうちっと松島に特化してもいいんじゃないかとおもいました。)

 

雄島まで歩いてきました。

芭蕉曽良も来たことあるらしい。この島も赤い橋で繋がっています。橋の下に点々とした石がありますが、なんでしょうね? 昔はあそこに橋桁があったのかな。
12世紀に見仏上人というお坊さんが庵を建て、読経して過ごしたとか。

至るとことに岩窟があります。やっぱりこの辺の岩掘りやすいんだろな。
瑞巌寺との縁も深いらしく、仏像も多数。ちょっと日が暮れてきたのもあって、実に雰囲気がありました。

 

 

ぱっと見では読めませんが、ちょいちょいこの写真の↓左側にあるような碑が立っています。歌碑もあるけどどうもそれだけじゃ無さそうなのですが、自分にはわかりません。この島の歴史が書いてあるものもあるらしい。

松吟庵の跡。結構広いスペースがあります。
戦術の見仏上人の庵、ではなく、その後13世紀になって頼賢なる人物が建たもので、頼賢はここに篭って修行をしていたそうです。

勝手に小島だと思っていたのですが、思っていたよりこの島そのもの自体が広く、しかもしっかり史跡で、面白かったです。来て良かった。

 

見るもの見終わったので、これにて松島終了。

かなり手先が冷えてきたので、駅前のイタリアンレストランでテイクアウトのホットの紅茶を注文。そうしたら電車の時間が来るまで店内にいていいよとのお言葉をいただきました。ありがたい。

 

名残惜しい気持ちもだきつつ仙台へ。
いつか松島のお宿にも泊まってみたいけどこういう旅館は一人客どうだろうねえ……観光シーズンはね……

あとここらでデジカメのバッテリーが切れました。朝一からだと夕方で限界が来るらしい。まあしょっちゅう付けたり消したりしてたので負荷はかかっていたと思います。どうするのが一番省エネなんでしょうね? つけっぱ?

 

 

さて二日目夜ご飯ですが、

はい。二日連続で牛タン。仙台駅の牛タンロードでいただきました。お隣の寿司屋という手もあったのですが昼が刺身と牡蠣でしたからねえ。
お店は、どこも混んでたのでえいやぁで決めました。炭火焼き牛タンのお店でした。うまうまやでぇ!!

 

 

 

これにて今旅のメインイベント松島旅行のあった2日目終了。

次に松島来たら、西行戻しの松へ行きたいですね。
行ってないところも行きたいけど、行くともう一度来たくなる。そんなもんです。

松島や ああ温泉や ずんだ餅 〜宮城旅行2日目中編は海鮮ランチと寺

GW宮城2日目の中編。3部立てとは自分でも思ってませんでした。

だいたい2000字程度で切ってます。

 

 

クルージングをし、福浦島を歩き、気づけばお昼時も過ぎつつあります。お腹も空きました。松島でご飯を食べるとなればそう、海鮮です。
特に牡蠣と穴子が名物ですね。こうしてみると広島に似ています。小島に囲まれた穏やかな海では牡蠣と穴子がよく育つ……の? 流石に瀬戸内とは海水温とか全然違わない?

 

とにかくお腹が空いたのでご飯です。魚介類さえ食べられれば特に店にこだわりはないのですが、席数があって回転も早そうなところに入ってみました。

南部屋」さんです。

牡蠣美味しそうだし。

それでも名前を書いてしばし待つことN分。
「牡蠣づくし」なセットメニューもあり、結構悩みましたが普通のお刺身も食べたいなということで政宗定食と焼き牡蠣を1つ注文。そうこちらのお店、牡蠣は基本的には2個セットで書かれていますが1個単位で注文可でした。ありがてえ!!

まず牡蠣が到着。

でん。

デカい。

うっっっっっっっっっっっわなにこれ!!!

なにこれめちゃくちゃ美味しい!!!!!

牡蠣本体を口に入れた瞬間旨みでぶん殴られた感じでした。え、美味しい。美味しいとしか言いようもない。焼くことによって牡蠣から出たお汁もまさにエキスという感じで、美味しさそのものでした。ちょっとあったかいのも良い。

これお代わりしたいな!!1人でもう一個いけるな!!

いやでもしかし……

政宗定食の方も来るのです。お刺身もね、あとカキフライね。間違いが、ない!!

カキフライ、なんやかんや一番ハズレがない牡蠣の食べ方だと思っております。どこで食べてもちゃんと美味しいイメージ。
皆さんはカキフライ、または白身魚のフライもですが、何で食べる派ですか。多くの場合ソースとレモンとタルタルがあり使いきれません。

結局これでお腹がいっぱいに。
でも大満足なお昼ご飯になりました。

いやー焼き牡蠣ってあんまり馴染みがなかったのですが美味しいですね。
焼き牡蠣食べに松島くるまである。
でも次に来たら牡蠣丼試したいし生牡蠣も試したい。生牡蠣ってちょっと怖いけど…

 

さて午後の活動開始です。午後はまず、お寺めぐりをします。

 

瑞巌寺(ずいがんじ)です。今は臨済宗の禅寺ですが、遡れば慈覚が開設したお寺とか。今の形になったのは伊達政宗の時。安土桃山時代のお寺として国宝になってます。

ひえ……松島湾の島々が消波ブロックとして働いたという話は聞きますが、それでもここまで来たんですね。

中門。この門だけ、というかこれだけ柿(こけら)葺です。なんで?
奥のの建物が本堂に当たりますが、内部の撮影禁止です。それゆえここに写真は載せられませんが、金ピカの実に豪華な狩野派の襖絵で有名なお寺です。
部屋の用途ごとにちゃんと合わせた絵が描かれており、たとえば主治医の控え室には菊(当時は薬草)があしらわれ、本堂はこの世を超えた浄土世界が表現されています。
金ピカはやけに俗っぽい印象を連れてくるのですが、中尊寺金色堂やあるいは仏壇などを考えるに、あれ極楽浄土なんですよねえ。

なんかこう、禅寺のイメージと合わんのよな……いや私の勝手なイメージなのですが……

あれだよね、金ピカの方に「秀吉の茶室」のイメージがあるからいけないよね。

 

岩をくり抜いて作られている「法身窟(ほっしんくつ)」。ここで法心という禅僧と北条時頼が出会ったという話があり、今に至る臨済宗のお寺としての出発点とされているところ。
よくこんなのくり抜いたな、と思うのですが、この辺りの岩山とか崖ってよくくり抜かれたり仏像掘られたり削って階段にされたりしているので、多分石としてはかなり柔らかい部類なんでしょう。

 

続いてやってきたのはお隣円通院。伊達政宗の孫にあたる、伊達光宗の菩提寺です。

このお寺全然前情報読まずに来たんですが、お庭がとても綺麗なお寺でした。

そのお庭が広い。

紅葉がたくさん植えられていたので秋になると紅葉がとても綺麗だろうと思います。
でもこの新緑の季節も実にいい。地面は苔に覆われ、木漏れ日は緑の光に溢れています。

わたし、こういうの、好き………!!

 

訪問したのが5月の頭なので全然咲いていないのですが、このお寺のちょっと変わったところとして、

バラ園があります。
いやその、ジャパニーズ墓石の隣に薔薇が伝ってる画ってこう、違和感がですね。でも眠ってる本人からしたら初夏には綺麗で楽しいかもしれません。

なんでも伊達政宗エスパーニャに派遣した支倉常長(はせくらつねなが)という人物が持ち帰った品の中にバラがあったという話があり、先程の三慧殿内にある厨子にも洋バラの絵が施されているらしいのです。
その日本最古の洋バラをもとに作られたのがこのバラ園ということになっています。この庭そんなに古くからあるの!?

まあ本当にバラそのものを持ち帰ったのか、あくまで絵などの図として持ち込んだのかちょっと怪しいと感じているのですが、その厨子には洋バラの他にスペードやハートなどの図案も見られているらしいです。こっそり西洋趣味なのは間違いなさそう。

まあただこの頃から禁教令の時代になるので……この先は、うん……

 

円通院、雰囲気の良いお寺でした。かなり気に入った。

 

 

後編へ続く。

いい景色を求めてウロウロした松島の残りの記録と、夜ご飯ですかね。

 

松島や ああ温泉や ずんだ餅 〜宮城旅行2日目前編は日本三景陸前松島クルーズ

2022GW宮城旅行2日目。

 

青 天 大 勝 利

 

この度のメインイベントである松島行きが控えている日ですが、ホテルが素泊まりだったため朝ご飯の調達に向かいます。

ということでまずは朝市に来ました。狭い道ですが業務用の車が停まっていて忙しなく荷物を下ろしています。お邪魔にならないようにしつつ散歩。

 


この市場の中にある食堂の海鮮丼が名物とのことだったのですが……まあ長蛇の列。

だよねー他になんかないかなーと思いながらふらついていると究極のシャケ弁を発見。

お手軽だったのでこちらを購入。駅前でベンチに腰掛けながら朝ごはんとして食べましたが確かに美味しかったです。王道のシャケ弁でした。美味しくないわけない。

 

時間になったので電車に乗って松島へ。仙台駅から40分。
あんまり本数ないんですよね。

いわゆる松島観光をするときの起点は松島海岸駅です。
松島駅もあるのですが、そちらは松島市の市街で海ではないのでご注意を。

駅前にある観光船チケット売り場で前日にネット予約をしておいた10:00のチケットを受け取ります。今回は初めての松島なので一番スタンダードな湾内一周の仁王丸コースにしました。なんでも船が新しくなったとかで割引キャンペーン中、さらに予約特典でお値打ち価格で購入できました。ラッキー。

しかしこの予約システム、あくまで定員に対しての枠を確保するシステムで、席の予約などはできません。
そういうわけで、乗り場までトコトコ10分くらい?歩いて行った後、車組がすでに並んでいる列の後ろにくっついて並びます。窓側のいい席に座りたければ、電車着時間よりちょっと遅らせた船を予約するか、車がいいですね。

 

新造船の仁王丸くん。まだピカピカですよ!白色が綺麗!
知床であんなことがあった直後ですが、多くの人が列に並んでおりクルージングは盛況しているようでした。むしろこのタイミングだと運行会社も一番緊張感もってそうですね。

さらに料金を追加すると2階席へ上がれます。上がりました。
そしてデッキへ。中に座ってるより外だよね!!天気いいし寒くもないし!!

 

定刻通り出発。大体1時間程度のクルージング開始です。

湾内を行くコースはいくつかあり、多くの船が行き交います。過密なんじゃないの?ってぐらいたくさん走ってます。

船内では「右手をご覧ください、あちらの黒色をした肌の島は〇〇島と呼ばれ、……」と解説が続きます。全部で260ぐらいあるらしいのですが、これ全部に名前ついてんですかね? 沖ノ鳥島も…こんな感じの島なのかな……
これ↓は亀島と鯨島です。比較的最初に紹介されたからこれだけ覚えてる。

塩竈の町と、その向こうの山々。まだまだ雪かぶってますねえ。東北の山全然わからないのでなんという山が見えているのがまるでわかりません。奥羽山脈の一部……?

 

筏のところに乗り付けている人々がいたのですが、なんかそういう体験コースみたいなのもあるのでしょうか。漁師さんではなさそうなのですが。

松島湾は牡蠣でも有名です。お昼ご飯は海鮮の予定。楽しみですね。

 

クルージング中に内海から外海に出るのですが、外海に出た瞬間に波が荒れて普段天気予報で聞いている波の高さの違いを体感いたしました。いやほんと急にうねるんだもん。天気次第ではありますが、酔いやすい人はお気をつけて。

 

かつての丘陵地帯が沈下して残った部分がこの島々らしいのですが、なんとも不思議な印象を受ける地形でした。

 

さて時間は11時。早めにお昼にしてもいいのですが、やっぱりもうちょっと見てから…

いまさらですけど松島エリアはこうなってます。

(出典:地図で旅をおもしろくhttps://imahachi.com/ 様)

 

瑞巌寺はお昼前にちょっと寄るには重いよなあ、お昼後にしたいなあということで、まずは五大堂まで歩いてきました。

小島にかかっている橋はこういう透かしの橋になってます。横に渡されている板の間隔が広くて縦板の上から踏み外したら普通に足嵌まりそうです。
この御堂の起源は坂上田村麻呂まで遡るらしいです。毘沙門堂だったとか。そんな古い謂れよく残ってますね。

 

さらに歩いて福浦島。

自然公園になっていて、入場料がかかります。200円だけ。やっす。
自然公園とか聞いたら行きたくなっちゃうじゃーんってことで入場。この赤い橋は長いので遠くからもよく目立つ。

漁船がたくさん浮かんでいますね。何が取れるんでしょう。この辺りアナゴも有名なのですがアナゴってこうやって船でとるん?

ごりっごりに削られている島の岩。波の力はかくも。

島内は歩道が綺麗に整備されていて歩くのに支障はありません。ウッドチップのひいてあるところだけ前日の雨のせいでちょっと柔かったですが。

 

お茶屋さんで休憩がてら団子。景色の良いところで食べる団子はなぜか美味しい。なんでもない団子だけど、かくべつなのだ。

 

弁天堂まで歩いて行くとこちらもいい景色。向かいの島、しっかり浜がある。この福浦島にも浜はあるのですが、お向かいのは立派に見える。

船が並んでるような島々。向きが揃ってるの面白いですね。潮流のせいでこうなるのでしょうか。

 

完全に散歩です。とはいえしっかり歩くと結構ある。

小一時間のいい運動になりました。

 

何やかんやあるいてすっかり午後の時間に突入。

次回後編はお昼ご飯から。

KAKI。

松島や ああ温泉や ずんだ餅 〜宮城旅行初日は冷えっひえの市内観光

さて始まりました仙台初日。

天気。

曇りのち雨。

山方向、夜は雪の予報。

 

思えばそう、去年は高原に行くにもかかわらず直前の気温に引っ張られて薄着をしたら凍えて過ごす羽目になりました。

今年も連休直前は初夏のような関東でしたが、騙されんぞ!!!!という気合いを入れ裏地付きのスプリングコートにストール、薄手のセーターまで着込んで新幹線に乗車。

 

東京初の仙台行き、はやぶさです。全席指定でした。車内おしゃれですよね。大きな荷物を置いておくスペースもあり、全体的にゆったりした作り。

無事定刻通りにお昼頃仙台に到着。そして予報通りに雨がぱらつきはじめました。当たらんでええねん。

天気が悪いので松島は明日へ回し、この日はこのまま市内観光をすることに。予報によると明日は晴れるらしい。完璧な計画だ……!

 

仙台駅大きい!!そして仙台って思った以上に都会だな!!!(失礼)

いつものルーチンで観光案内所でパンフレットをいくらかいただき、観光バスへ向かいます。お昼ご飯?まあどっかで適当に良さそうなとこ見つけて……

 

るーぷる仙台。ちょうど発車時刻だったので乗車。

 

さて仙台といえば伊達政宗ですが、3月の地震の影響であの超有名な騎馬像は修理中、というか青葉城に観光巡回バスが近づけません。土砂崩れだとか。なかなか直らないものですね。

すでに午後というのもあってまあ見ても2箇所ぐらいかなーと目的地を瑞鳳殿と大崎八幡神社としました。瑞鳳殿政宗が眠る霊屋ですね。

 

観光アナウンスを聞きながらバスに揺られて到着。すると参道にご飯が食べられそうなお店が。

おたま茶屋さんです。こういうところのお店って無性に入りたくなりません?
観光だー!とバスに乗り込みましたが下車早々お昼ご飯に入ることに。

 

おくずかけセット。なんといきなりずんだ餅
やはり仙台に来たら何かしらのずんだは食べないと……と思っていたのですが、もうこれでノルマクリアです。
左のおくずかけはたっぷりの野菜や油揚げなどのかかった煮麺です。知る人ぞ知る郷土料理との謳い文句。ほんとかい?
味付けはなんとも優しい味のお汁でした。この手の具沢山汁物系で珍しいなと思ったのはナスが入っているところですね。多分具材は店によって違うのでしょうが。

 

お腹いっぱいで体も温まったところで散策再開。あ、お昼のお店はバスの一日乗車券見せたらちょっと割引してくれます。

結構な坂道なのですがこんな感じの杉並木。なんというか全体的に雰囲気が日光を思い出します。雨だし。

「最近近くで熊が出たらしい」という不穏なバス車内アナウンスを思い出しつつ登っていくと入場口です。いや熊って何。観光地じゃん。すぐそこ仙台市街じゃん。

雨に濡れる新緑は美しいなあ……(現実逃避)

門の色味などはこんな感じ。配色といい彫刻といいやはり日光っぽい。東照宮というよりは、規模感といい山の斜面に建つ姿といい隣にあった大猷院っぽい。もすこし面積広いか。

 

伊達印の大香炉。この頃の家紋って色々と使い分けるものであったらしいのですが、この3本立て線の「三引両紋」は一番古い家紋であるそうです。有名なのは竹に雀ですかね。あれかっこいいですよね。

 

伊達政宗が遺言でここに建ててほしいと願った霊屋(おたまや)。残念ながら第二次大戦の戦火で焼失していてこれは再建です。
それにしても派手ですね。この様式が当時の流行りというか最先だったのでしょうか。建物本体が黒なのが全体を引き締めていてかっこよさを上げています。

瑞鳳殿の側には殉死者の供養塔が建てられていました。今では殉死というと警察官などが職務によって命を落とすことを言いますが、これは死んだ主君の後追いをした人たちです。
「追腹」というのですが、これなんと生前に許可が要ります。つまり政宗公認で家臣が15人、家臣の家臣(陪臣)が5人、政宗死後に切腹をしているということです。えー。人柱じゃないだけマシか?

 

昔の屋根の上に備え付けられていたらしい青龍像のうちの一体。こういうのは焼け残りますね。なんだか可愛い顔してます。目がくりくりだから?

 

さらに敷地内を歩いていきます。
この辺りちょいちょい戊辰戦争関連の慰霊碑を見かけるのはどういう謂れなのだろう。

 

仙台藩2代藩主と3代藩主が祀られているエリアへ。

この↑写真で見える奥が2代目忠宗、手前が3代目綱宗の霊屋です。実際の配置としては2代目が手前ですが。
見比べるとやはり初代の霊屋が一番派手ですね。瑞鳳殿は扉横まで装飾がガッツリ入っています。でもこれくらい落ち着いたのもかなり好きです。

妙雲界廟はここまでのような霊屋ではなく石のお墓という感じでした。9代目と11代目夫婦が眠っているらしいです。なんで11代目だけ夫婦なんでしょう……なんらかのエピソードがありそうな伊達斉義……

 

雨が強くなってきましたね。

 

隣のお寺も覗きつつ、一通りの見学が終わったら再びバスに乗って八幡宮へ。

このバスの欠点、時刻表がないところですね。20分間隔で来るので、降りた時間を覚えておいて足していく方法でしかいつ来るのかわかりません。

 

道路に面してババンと赤い鳥居。大崎八幡宮です。

政宗が創建した神社で、神社なのにやたら煌びやかという噂のこの八幡宮

マスク狛犬。雨濡れてるとこう……哀しさが……

 

はい。修復中でした。
青葉城はいけないし博物館も大規模改修中で閉館してるし大崎八幡宮がこれですよ。

 

……仙台市、リベンジが必要な案件では?天気も悪いし。

 

そんなこんなで終バスの時間になったためホテルへいったん引き上げ。

ホテルのロビーを見る限り結婚式もできそうなホテルだったんですが、部屋はいつものシングルルームです。ギャップよ。あれかな。結構格のある老舗系だったのかな。よくわからん。
ちなみにお値段は素泊まりなのにそれなりでした!!連休料金ですね。仕方ないね。今回はここに2泊しました。連泊のおかげで翌日の松島は身軽に動けて大変良かった。

 

雨に濡れたものを干しつつ、夜ご飯を考えることに。
まあ考えると言っても仙台といえば牛タンでしょう。

 

観光案内所でもらったパンフレットを眺めているといろんな店が載っていたのですが、それなりに体力消耗してたので近くでいいかーということで。

手揉み熟成、わからんけど美味しそうじゃん。

そりゃ美味しいよね!美味しいよ!!

麦ご飯だったのですがこれが定番なのでしょうか。普段牛タン屋さんに行かないので分からないのですが、このセットメニューについてきたテールスープ?がとても良かったです。あんまり普段見かけないですね。

ごちそうさまでした。

 

かなり長いアーケードだったので歩いたら楽しそうではあったんですが、天気予報通りかなり冷え込んできてたのでホテルに帰って就寝。1日目お疲れ様でした。

 

 

なお事前に仕入れた情報で、阿部蒲鉾の「ひょうたん揚げ」なるものが美味しいと聞いていたので、夜ご飯の前に立ち寄ったのですが、

……仙台市、リベンジが必要な案件では?

まあ閉店近くに行った私も悪い。連休だぞ。
せっかくなのでと普通の笹かま+αを買ってホテルで食べたのですが、これがかなり美味しい笹かまだったので満足しました。笹かまってこんなに美味しいんだ。単純。でもやっぱり悔しい。

 

松島や ああ温泉や ずんだ餅 〜宮城旅行計画編

連休の小旅行記録、はじめまーす。

 

2022年GWどうしようかなーと考え始めたのは4月2週目。
新型コロナは第6波が高止まりの傾向ですがあんまり警戒モードでもない。ワクチンは2〜3回という人が多いだろうし、なら行くか?去年も行ったしどうせ今回もソロ旅だし。

そんなノリで計画をはじめました。

年々計画が遅くなっている弊害で、沖縄に行きたいと思いつつ大抵手遅れな状況になってしまいます。沖縄行こうと思ったら正月明けには計画立案が必要ですよねえ。

これぐらいの時期に計画を立てるとなると移動手段はほぼ電車に限られ、その流れで去年は日光行こうぜ日光!となったわけですが、
さて今年はどうしようか……と本屋の旅行本コーナーをうろついていたところ、ふと「仙台」の文字が目に入りました。

 

仙台。

 

そう、日本三景といえば、

 

安芸の宮島

丹後の天橋立

そして陸前松島です。

 

宮島は行ったことがありますが、松島は記憶にありません。親曰く小さい時に行ったらしいのですが、覚えているわけがない。

景勝地として名高い観光地、ぜひ一度行ってみたいと常々思っていたのですがなかなか機会がなかったのでこれは行くしかない!!

というノリで小さいサイズ版のるるぶ仙台を購入。

 

今回の旅の目的は

1 松島へ行く できれば晴れの日に
2 温泉に入る
3 何かおいしいもの ひょうたん揚げが気になる

と決まりました。

実は蔵王きつね村にも行きたかったのですが、ちょっと前の地震の影響で電車のダイヤがまだ通常ダイヤではないのに加え、アクセスが最悪でうまくバスに連絡できるのか謎という状況だったので今回は見送りです。
ダイヤが戻ったら旅程構築してまた行きましょうね。今度は夏にきて、お釜もみたいですね。蔵王の山の上はちょっとまだ寒すぎるので……

 

松島はぜひ晴れた日に訪れたい!というか晴れじゃないと残念であるらしい!!と思ったので今回の旅程は仙台市に2泊としました。1日目か2日目、どっちかは晴れるだろという読みです。

 

続いて温泉ですが、旅行に行ったらやっぱり温泉は入りたいよねということで今回も温泉を目的地に設定。
仙台近郊に作並温泉という温泉と秋保(あきう)温泉という温泉の2つがあるのですが、計画が遅いせいでどこもいっぱい。これは仕方ないね。
ということで鳴子温泉まで行くことにしました。

何やら現在大河ドラマで話題の義経にも縁があるとかなんとか。
どこにあるかというと、

        

ここ。

……遠くの県だと距離感バグるアレです。線路が繋がっていればいけるのだー!

 

旅行サイトをあれこれ見ながら宿を取り、えきねっとで仙台までの新幹線を抑え、みどりの窓口で鳴子までのJR乗車券を買い、いざ、GW仙台松島旅行へ。