彼は空を歩く

JUGEMテーマ:映画

春がやってきていますねー

今日は雨で寒かったですが。

でも雨だと花粉が飛んでなくていいですね。

大分楽でした。

だが2月が終わりそうなことに私は震えている……

なんで2月は28日までしか無いんだよ!!

おしごとおわらない!!

……前は春休みが待ち遠しかったのになあ

さて、今更ながらの視聴、「マイティ・ソー」。

北欧神話ネタということで気にはなっていたのですが

何ぶん映画館に行く習慣が無く見ないままになっていた映画。

あー

思ってたんと違う

元がアメコミだということは知ってたんですが

そのアメコミもこんな感じなんですかね?

何次創作ですかってぐらい北欧神話とは違いました。

ストーリーの問題ではなく。

現代アメリカに飛んでくるのは全然いい。

そんなトリップネタなんか山ほど有る。

でもキャラが違いすぎるんだよおおおおおおおお

まずビジュアル。

主人公のソー……トールがなぜ金髪なのだ。トールは赤髪だ。

トールの仲間になぜアジア人っぽいのが居る。

ヘイムダルがなぜ黒人なのか。

ゲルマン人の、バイキングたちの神話なのに。

そして黒髪のシフ。シフは金髪でなければ。

それにあなたそんな戦闘要員でしたっけ。

更に人間関係がおかしなことになってるんだ。

オーディンとロキが「義兄弟」なのでロキとトールは義理の叔父甥の関係。

トールの仲間たちはそもそも誰なんだ。

いやこれぐらいはまだいい。

最大の問題は「トールとヒロインのラブコメ要素が有ること」。

トールとシフは夫婦のはずなのだ。

そしてその奥さんをロキに寝取られても全く気づかない、

そもそもさして女には興味なさそうな体力バカなのがトールさんなのだ。

ブコメにせんでも良かった。

本来の意味でヒロイン、トールの地上での相棒ぐらいにしといて欲しかった。

奥さんの目の前でキスはあかんやろ……

この映画では夫婦じゃないんだろうけど

だったら「シフ」じゃなくてもよかったじゃん……

この映画では各キャラの性格もかなり違う。

上述の筋肉質なシフや女性といちょいちょするトールのみならず。

戦って勝つことにこだわらないオーディン

むしろ戦いを厭う、平和を願っているオーディン

まともなオデンなんてオデンじゃない!!(暴言

あのなー

オーディンってのはかなり性格に難ありのタイプの王様なのよ。

むしろ誰よりも外道なんじゃないかと思うレベルで。

北欧神話に残るストーリーで、

奴が巨人の国を滅ぼさなかったのは平和を願った訳ではない。

単にやり合っても勝てないからだ。

勝つための手段は選ばない勝利の神さま。

でも本人は意外とヘタレっていう。

で、もう1人の主人公であろうロキ。

なんで氷族性やねん。せめて火だろ。

諸説有るけどロキは炎の巨人族とされることが多い。

ロキが火の神とする説。

だからせめて炎族性に……ムスッペルヘイム出身に……

そしてラウフェイは 母 親 だ。

とーちゃんはファールバウティという別の巨人。

ロキはとんでもなく自由人。

大体どっかをほっつき歩いているか、飛んでるか。

王座なんぞに興味ない。

(でも1日体験させてくれるって言ったら嬉々としてやりそう)(ですぐに飽きそう)

親の愛云々で悩むタイプでもない。

面白そうなことに首突っ込んで、色々起こるけどなんとかしちゃう。

巨人族アース神族だけど各地の巨人族との仲もそんなに悪くない。

うざがられてる感はあるが。

あっちこっちに女が居て子沢山だけど自分も女になって子供生んでたりするからカオス。

しかもその子供が馬(劇中でオーディンが乗ってたあいつ)だったりするもんだからもう。

設定詰め込み過ぎだろっていう。

顔はいいくせに三枚目キャラ。

そんな憎めない奴なんだ。

それなのにあんなうじうじした子になっちゃって……

一番性格が近かったのはヘイムダルさんですね。

真面目な仕事人間、感情の起伏が少ない感じが想像通りです。

ロキに「つまんねーやつ」って言われますからね。

なんというかこう、突っ込みどころが多すぎます。

でもあんまりにも違うものだからこれはこれとして……あり……か。

景色の作り込みは凄かったと思います。

よく考えるよなー。

あ、ストーリーはお約束なので特にコメント無いです。

これ2も見るべきなんか……?