日本海沿いをいく、砂丘から天橋立まで 〜2日目・後編は海辺の景勝…だったはずが

 

yamagishi-tea.hatenablog.com

↑砂の世界を堪能した前編

 

さて午後はどこにいくか悩んだんですけれども、やはり私は景勝地が好きでして。

 

鳥取砂丘からバスで、浦富海岸に来ました。海岸沿いの遊歩道がある場所と遊覧船に乗れる場所がちょっと違うのですが、バスルートの都合もあって遊覧船乗り場へ。

ゆうら……

あ………

あぁ…………

 

なんてこったああああああああ!!!!

 

いや、しかし、砂丘にいた時点で予想すべきでした。
強風で海があれだけ荒れていればそれはそうですよ。ええ。午後になって都合よく風が収まるなんてこともありませんでした。せっかくきたのに……

 

己の予見性のなさこそ後悔すれど、出ない船を待っても仕方ありません。次の行動を考えましょう。

先ほど書いたように、自然遊歩道までは少し距離があり、まぁ歩けない距離ではないのですが、気合いがいる距離でもあり。遊歩道の入り口まで20分弱くらい。これはちょっと迷う。朝イチならいくんですが……

(岩美町観光案内マップより)

残り体力と帰りのバスの時間を考慮した結果、1時間ほど一服することとしました。
1時間……1時間で済んだっけ……まぁとにかく、バスが来るまでのんびりすることに。この周り、この遊覧船乗り場の一画以外なんもないので……

遊覧船乗り場の隣にあった港カフェで時間潰しました。あってよかったカフェテリア。こういうときもある。

 

帰りの車窓からGWらしいものが見えたので途中下車。特にイベント名があるようなものでもなさそうでしたし、お祭りムードも全然ないのですけど、ただ小さな川の上に鯉のぼりたちだけがはためいている。

明らかに季節ものの出し物ですしそこそこ大掛かりではあるのですが、橋から橋までの一区間だけでもあり、人出らしい人出は特に無くご近所さんが散歩に来ているぐらいで少し不思議な雰囲気がします。誰が設置してるんでしょう。鳥取市

 

通りをまっすぐ歩けば駅前まで戻ってこられます。

 

さて。

 

突然ですが、こんな言葉を聞いたことがないでしょうか。

 

「スタバはないけど、スナバはある」

 

2014年におとなり島根県にスタバが開店し、鳥取が唯一スタバが無い県になった際に鳥取県知事が発した言葉で、おもしろ自虐系キャッチフレーズとして一気に広まったのがこの言葉です。あまりにコピーとして優秀で、これをきっかけに生まれたのがその名も「すなば珈琲」。

やってきました、すなば珈琲。駅前にあります。

できた経緯からしてスタバのパロディ喫茶店かと思いきや、甘味メニューはパンケーキ屋さん系でスタバとはかなり毛色が違うお店です。

アップルパイをいただきました。ベリーが冷凍ベリーでちょっとしゃりしゃり冷たかった。口の中が冷えっひえ。アップルパイとコーヒーは美味しくいただきました。
ちなみにすなば珈琲開店の翌年にはスターバックスコーヒーもできたんですが、今回の旅ではそっちに寄る暇はありませんでした。両方行けたらちょっと面白かったかもね。いうてスタバですけどね。

 

このあと一旦宿へ戻り、一休み。

 

夜ご飯は鳥取の食材が食べられそうな居酒屋さんにやってきました。居酒屋ごはんって取り分けて食べることを想定されているので、基本的に量が多く種類はそんなに頼めないのですが、わたしイカが好きなので……

イカの天ぷら。熱々の揚げ物は大正義。他にもさつま揚げや長芋などをいただきました。大変に美味しかったです。居酒屋料理すき。

 

これにてこの日は終了。

明日は因幡の白兎。