2017年九州の旅その7〜海を越えて宇宙へ

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土曜日はだいたいやりたいことが渋滞して何もできず、

日曜はそれを引きずるのがいつもの週末です。

 

 

さてさて九州の旅ですが、

いつもに増して朝早くから動きます。

 

向かう先は、鹿児島の港からフェリーに乗って1.5H先。

 

種子島ー!!

 

種子島と言えば歴史の教科書にも出てくる鉄砲伝来の地として有名ですが、

いまいち場所が知られていないといいますか、

およそ歴史の教科書でててくる地名は

それを習う頃には知らないことも多いため

種子島ってどこだよという方もいらっしゃるかもしれません。

鹿児島の南にある島です。

屋久島のお隣にあります。

乗ったフェリーにも屋久島トレッカーと思わしき人々が大勢いました。

 

種子島の北のほうの港に到着。

 

ここからレンタカーを借り、

南端に向かってひた走ります。

車でないとどうにもならない場所はここです。

バスもないことはないのですが、

観光に使うには現実的じゃない。

途中で土砂降りの雨に降られましたが、

目的地に着く頃にはなんとか収りました。

雨の振り方が南国っぽい。

 

信号のほとんどない道をさらにやや急いで1.5H。

 

でん!

 

 

世界一美しい発射場と言われるJAXA種子島宇宙センターへやってきました。

いやあまさかこられるとは思ってなかった。

打ち上げがあるわけじゃあないんですが、

それでも種子島自体なかなか来られませんからね。

 

種子島宇宙センター

幾らか展示場もあるのですが、そんなに広くはありません。

その代わり、1日3回の見学ツアーが開催されております。

11時からのツアーに予約を取ってありましたので、それに参加。

立派なカメラをもった兄ちゃんや

NASATシャツを着たお姉さんたちと一緒になり

ガイドさんの解説を聞きながらバスに乗ってまず向かったのが、

 

大型ロケット発射場見学スポット。

さすがに中には入れませんが、遠くからでもよく見えます。

右に2×2の鉄塔が見えると思いますが、

右側2本がH2A用、左がH2B用の発射場所です。

塔自体は発射台ではなく、避雷針だとか。

真ん中の白い建物が格納庫で、組み立てもここでやります。

そろそろみちびき2が搭載されたでしょうか?

 

続いて。

 

H2Aの7号機。

モノホンです。

色々あって発射されないまま、

読んで字の如く「お蔵入り」になってしまった子。

現在こうして展示されております。

直径が大型バス1台分とめっちゃくちゃでかいんですが、

倉庫も広いのでそんなにデカくは見えないという。

 

長すぎて全長を写すのは不可能です。

 

さらに。

 

管制室。

打ち上げ成功の拍手とかしているのがここ。

思ったより狭いですが、

最近移動してこの部屋になったらしいです。

コンビュータの高性能化に伴って機器も小さくなり、

小さな部屋でもよくなったとか。

それでも昔から使われてるんだろうなーっていうマシンも見えたり。

全部画面が映っておらずまた誰もいませんが、

ここでモニターするのはあくまでも打ち上げの時だけだからです。

運用はつくばの方で行っております。

 

じっくり1時間15分、

解説付きで堪能しました。

荷物を増やせないため基本的にお土産は買わない旅をしているのですが、

ここのは何か記念に欲しくて、小さなマグネットを買いました。

現在冷蔵庫に貼られております。

 

ベンチが置いてあったのでお弁当で昼ごはん。

晴れてきました。

丁寧に芝生が手入れされており、

植え込みもロケットの形やらに整えられていて気持ちのいいところでした。

打ち上げを見てみたい欲が増しました。

 

なお、

 

 

現在衛星の名前絶賛募集中。

今月いっぱいまで。

名付け親になった方の中から抽選で

ロケット発射ご招待だそうです。

呼ばれたら会社休んででも行くわ。

ネーミングセンスないから無理だけど。

 

 

JAXAの後には件のポルトガル人が漂着したという浜へ。

 

ばかうけ

浜には何やらの漂着物があり、

確かに沖から何か流れつきそうな感じです。

解説を読むと、

「台風で船が座礁してたから近づいたら発砲された」

という記録が残っているそうで、

いや向こうが警戒するのもわかるんですが

座礁しといてそれってポルトガル人どんだけ態度でかいねん。

助けてやらねーぞこのやろー。

 

鉄砲の伝来とフランシスコザビエルの来日って

同時期なのでセットで覚えている感覚があるのですが、

ザビエルが来たのは種子島ではない模様。

 

この後は雄龍岩/雌龍岩をチラ見しつつ、

帰りのフェリーの時間があるので種子島から出航。

あーやっぱり打ち上げ見たいーーー

ダメ元で応募してみるか名前。

 

 

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帰りは鹿児島港ではなく指宿へ。

今回の旅まで読み方知らなかったんですが、いぶすき、なんですね。

どうしてそうなった。

 

指宿といえば海岸の砂風呂。

ものすごい人出でした。

整理券方式なので待ちやすいといえば待ちやすいのですが……

ロビーが人で溢れかえっている……。

 

砂風呂は波打ち際から湯気が立っており、面白い風景でした。

温泉が海辺で沸くんですね。

湯気がたっている整備された立ち入り禁止エリアと

全くなくて地面触っても冷たいエリアがあったんですが、

あれちょっと掘るかどうかで変わるんでしょうか?

それともピンポイントであったかいエリアがあるんでしょうか。

 

夜ご飯はお宿のご飯。

珍しくお酒を飲んで、この日は就寝。

明日も朝早いー