2001年宇宙の旅、を、今更ながらDVD借りてきて見ました。
前に小説版を読んだんですが
SF映画史に名高い映画、
一度見ておかねばと思っていまして
ようやく視聴した訳です。
1968年公開、なので50年近く前の映画。
当時のSFがどんなだったかとか、
特撮技術がどうだったかとか、
そういう詳しい映画事情は知らないのでその辺はノーコメント、として。
これ見て、
分かれって方が、
どう考えても無理だろ。
いやいやいやいや。
待ってくれよといいたい。
視聴者置いてけぼりもいいとこだ。
…… な ん だ こ れ
が見終わった時の第一声だよ。
美しき青きドナウ流されても困るよ。
映像+音楽の組み合わせが多く、
逆に台詞のあるシーンでは一切音楽が流れない。
オケの演奏素敵だね。
映像は綺麗、色彩も好み、
でもそういう話じゃなくてだな、ええっと。
映画見てたんだよな?
まず全編通じて台詞が極端に少ない。
説明はほぼ無いといってよく、謎は謎のまま放置される。
つまり何一つ解決しない。
ヘタをすると途中のスターゲートのシーンで
船長の存在すら忘れかかる。
つかスターゲート長いわ。何分あったんだよあのシーン。
綺麗な画だけども。スクリーンセーバーかよ。
何分あったんだといえば冒頭だわ。
真っ暗のまま音楽だけ流れてたわ。
PC壊れたかと思った。
3分ほど画面に映り込んだ自分を見ていたわ。
HALは恐かったな、うん。
1つ目(カメラ)なのが余計恐さを煽るね。
なんで狂っちゃったのかは分からないままだったけどね。
初めはただの不具合で、
それを認められずに癇癪を起こしたってとこなのかな。
私の中でHALは女声だったので
男性の声に一瞬戸惑いましたがまあその辺は問題でない。
とりあえず小説版でずいぶん説明が足されてることは分かった……
小説とちょこちょこ違いましたけどね。
雰囲気が大分違う。
小説以上に映画が静かすぎる。感情の波がない。
でも先に小説読んでおいてよかったですわ……
小説も謎が深かったけど映画はその比でない。