懐かしさとともに15年前を振り返る

寒暖の差激しいですが皆様お元気ですか。

私は最近蚊が仕留められなくて夜うなされております。

おのれ………

さて週末にtwitterの周辺をうろうろしていましたところ

インターネット老人会」なるタグが流行ったようで。

まとめを見てみるとまあなんとも懐かしい気持ちにさせてくれます。

どうやら2000年前後に流行ったものを上げていくタグらしい。

15年前ってこんなに遠かったっけ、と思わせてくれる画像たちが出てきます。

2000年……インターネット……

(以下雑多回想)

あの頃はやっとADSLになって「ネットサーフィン」ができるようになった。

その前は電話回線だからな。

ネット使ってると家の電話かけられないし受けられないんだぜ。

電話回線つかってるから。

そもそも一発じゃネットに繋げなかった。

何回かリダイヤルするんだ。ちなAOL。

そんな状態でサーフィンなんてできんかった。無理無理。

画像が多いサイトはまともに表示出来ない。

動画なんてもってのほか。

でも初めてPCでe-mailアドレスを持ったとき

すげー感動したんだぜ……

これが2000年よりちょっと前。

それがADSLになって、

まだまだ動画は無理だったけどまあストレス無くサーフィン出来るようになった。

ブロードバンド!

SNSなんかまだ無かったんだが、

2chはその頃からばりばり動いていた。

なんだか怖いサイトのイメージを持っていた。

Flashアニメが流行って、壁壊しとかモナーとか見てた。

年齢のせいもあってなのか同じの何回も見てわ腹抱えて笑ってた。

個人サイトが爆発的に増えて、

それと同時に「ネチケット」なる言葉ができた。

今じゃ死語だな。

それに対して「アンチネチケット」なんてものもあった。

カオス。

学校ではこれに対して

「名前や住所、電話番号、顔写真などの情報は出さないように!」「トラブルの元!」と教えられた。

基本的には個人がネットサーフィンする時には匿名で動くことが前提の世界だった。

今じゃFaceBookだからなあ……変わるもんだよ。

個人サイトは大体どこも「掲示板(BBS)」があってメールより気軽に管理人と話せた。

お絵かき掲示板」なんてのもあった。

ペンタブはそこまで浸透してなかったから皆マウス書きなんだ。

上手い人はめちゃくちゃ上手い。

カウンターがついてて、キリ番制度が有った。

web clapが出たのはもう少し後だったかな。

サイトTOPの片隅とか、TOPの前のワンクッションおくページに

「Sorry, Japanese Only」と書いてあるのが定番だった。

別に人種差別でもなんでもなく、

「このサイトは日本語のみで書かれております。海外の方すみません」

の意味で書いてるんだけど、

間違った英語を使ってしまってとんでもないことになってるの(苦笑

そのまま定着しちゃったんだよねこれ。

個人サイトが増えて、同じ趣味の人はリンク/相互リンクで繋がっていった。

大きいジャンルだと登録型のサーチサイトが有った。

同士よ集まれ!そして布教しよう!という「同盟」もあった。

ランキング機能付きのも有ったなあ……訪問者数が多い順に表示されるの。

完全にSNSタグ機能に取って代わられたなあこの辺は。

友達との間ではチャットが流行った。

だいちゃんち……って言って分かる人どれくらい居るんだろう……

その後にブログが出てきた。

急に流行ったの、確か2002年か2003年かそこら。

HPを管理していくのはそれなりに大変だったけど、

自由度は低い代わりに手軽に「自分のページ」を持てるってんで急激に広まった。

廃れるかと思ってたんだけど定着したね。

まあそのおかげで10年後にこのブログが立ち上がってる訳ですが。

この辺で多分ADSLに代わって光回線が主流になってくる。

そう思うと入れ替わり早かったなー。

NTTのフレッツ光とコミュファの光が競ってCMしてた。

電車男が流行ったのがその後。今調べたら2004年だって。

これで大体10年前。

「オタク」なるものが世間に広まったきっかけ。

この時にmixiがでてくるの。

記憶に有る限り広まった中では一番早いSNS

招待制だったんだぜ最初。んで18歳未満利用禁止だった。

まだネットで素性晒すのに抵抗がある人が多い中だったから、

それで「安心/安全」をアピールしてた。

いつぞやに無くなったらしいけどねこの招待制度。

YouTubeが広まったのが2006年。

ニコニコ動画はβが2007年。

で、本日2015年6月29日。

PCの一般化と通信回線の発達、それに携帯電話の普及が合わさって

ここ15年でいかに動いたか、というか

2000年前後の動きがいかに劇的だったかっていうのが書いてて改めて分かりました。

ここ最近は端末側の変化が大きいけど、

次は何が起こるやら……ですな。