読んだものあれこれ

12月なんだか何なんだか。 こんばんは。 あんまり風がないせいか日中はとても穏やかな日々。 ただし朝夜は寒い。 エアコンが頑張っているけれど小部屋なのに効きがいまいち。 もう買い替えた方がいい気がする。 省エネ的にも。 流石にもう冬という感じですが、 今年の秋は長い秋だったなあ。 さて最近読んだ本リスト。 大分時間が経ってしまったので 内容がうろ。 NOVA+ 屍者たちの帝国 河出文庫   伊藤計劃屍者の帝国イントロを下敷きにして書かれた  8人による短編集。  ジャングル〜が一番好きでしたかね。  しかし拭いきれない内輪感は何とかならんのかコレ。 「無限」に見入られた天才数学者たち ハヤカワNF アミール・D・アクゼル著/青木薫訳  いつもの。  どうやらこの界隈は、ユダヤの世界観に、  裏打ちされた、というほどではないにせよ、  そういったものが思想の背景にある世界の模様。  目が眩まんばかりに光り輝く神の衣。  無限の階層。階層になった無限。  いやもうこれわかんねえわ……追いきれないというか……  無限に突っ込んでく数学者ってよくとち狂うよね。 水木しげるラバウル戦記 ちくま文庫 水木しげる著  ふらっと入った本屋で買った本。追悼。  なんでこんな語り口なんだろうなあ。  びっくりするぐらい、あっけらかんとした書き方なんだ。  軍部や戦争への恨みつらみを込めた様な感じゃないんだよ。  不思議な人だ。  亡くなった時に、  「あの人が死ぬはずが無い」「これから毎日墓場で運動会」  「次は自分が驚かす番」  などなど色々言われておりましたが、  個人的に一番ヒットしたのは「ただの取材旅行だろ」。  一連のコメントには人柄が愛されたんだな、と感じました。 いまコペルニクス革命読んでますが、 想像以上にボリューミーだ!大変だ! でも暦学に興味出てきました。 また妙な方向に進みそうです。