3.11から6年ですね。
6年というと中学生だった子が高校を卒業します。
だいぶ経ったなという感じがあります。
さて大分お馴染みになってまいりましたWW1本。
第一次世界大戦を考える
藤原辰史編
共和国
今気づきましたけど出版社の名前。
共和国……?
さてこの本、
第一次世界大戦についてという大きな枠で書かれたアンソロジーです。
著者は60人、1人あたり3〜4ページ程度で綴られています。
なのでがっつりと何かについて論じるのではなく、
問題提起あったり、旅行記のようであったり、
徒然なるままにという雰囲気。
短文なので、正統派政治論などは
かえってある程度前提知識がいるなあと感じましたが、
短文なので、わからなければさらっと流しながら読めます。
お気に入りの章に付箋を貼りながら読むのがいいのではないでしょうか。
個人的に気に入ったのは、
ウイーンで開かれた演奏会の項目について頭を悩ませたというお話。
曲目について、歌の言語について、あっちこっちの面子の調整。
胃が痛くなる………ww
今回は軽くこの辺で。