奇跡の一本松を見る旅 一ノ関編

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さて東北新幹線やまびこに連れられて一ノ関へ。

東北だから、結構寒い。

 

駅でパンフレットを入手し、

レンタカーを借り、

まずは一ノ関観光です。

 

一ノ関、山側にあるだけあって、

厳美渓(げんびけい)」と「猊鼻渓(げいびけい)」という

2つの渓谷が有名である模様。

 

駅から西へ行くと厳美渓

北へ行くと平泉。

東へ行くと猊鼻渓

 

ということなので、まずは厳美渓へ行き、

ぐるっと時計回りに見てから海岸側へ抜けていくことにしました。

 

まずは厳美渓

 

あまり山深い感じではありませんが、川の色が素敵です。

綺麗なグリーンをしています。

朝一で行ったので全くどの店も空いていなかったのが残念ですが仕方ない。

 

橋の上から。

朝のお散歩をするにはとてもいい空気でした。

爽やか。

 

続いて平泉。

の前に。

 

一ノ関はなぜか「餅」を推しておりまして、

駅に餅屋マップが置かれているほどです。

そんなに美味しいのだろうかと、道中にあったお店に寄りました。

お食事どころ、さくら。

(餅マップの多分営業時間間違ってたので気をつけてください10時からだそうです)

 

 

うまー!

 

いろんなものがかけられていて楽しい。

定番あんこからずんだ、ごま、ちょっと変わった生姜味まで。

 

これならわんこそばのように。

 

食べられないということが判明しました。

重たい!!重たいよ!!

しかも餅なので、ちゃんと噛んで食べないの喉に引っかかる仕様。

そばの様に飲むわけにもいかず、しかも何倍も胃にたまる。

美味しいのだけれど量は食べられない。密度高い。

まあこの画像だと一味3つ付いてるので、

1つずつだとまた違うんでしょうが……。

しかしお餅はとてもやわらかく、幸せな気持ちになれました。

餅の間にあるのは大根とゆずのお漬物ですが、

こちらもさっぱりと美味しかった!!

一ノ関に行ったら餅を食え!!

 

さくらさんには旅のノートが置かれておりましたので書いときました。

ロシア人っぽい人の記録が……すごい………

 

寄り道をしてお腹が一杯になったところで、平泉へ。

毛越寺中尊寺

金色堂のある中尊寺があまりに有名ですが、

すぐお隣に毛越寺というお寺もあり、こちらも世界遺産

まあ目を引く派手さは確かになかった。

静かなお庭です。

あやめ畑があったので、季節になったら綺麗なんだろうなあ。

 

中尊寺はちょっと歩きますね。

金色堂は縦長な境内の一番奥にあります。

ずっと気になってたんですが、

あの教科書に載ってる金色堂

まさか雨ざらしというわけではあるまいがどうしてるんだろうかと。

 

 

この中にありました。(中の撮影は禁止)

この覆い堂、何度も場所を変えつつ建て替えられてきたらしいです。

そりゃあそうか。

金色のお堂自体は屋根のサイズで5.5mと思っていたより小さい。

しかし本当に金ぴかです。

これぞ黄金の国ジパング

南国のものと言われる貝の装飾もすごい。

当時流通ルートがあったんだなあと思う一方で

極楽をこういうものだと思ってたのかーと考えてしまいます。

ありがたみはありますが、偶にだから良いものである様な気も。

住みたいか、こんな感じのとこ。

落ち着かないんじゃないか。

 

奥州藤原氏といえば源義経をかくまったと言って有名ですが、

きんきらきんの金色堂を立てるほどには栄華を誇った一族で、

しかしあっけなく滅ぼされてしまうわけで、

まさにつわものどもが夢の跡……という土地。

芭蕉についての展示もある様でした。

見る時間がなかったですが。残念。

 

 

さてお次は猊鼻渓

どんどこいきます。

猊鼻渓では川下りをやっておりましたので乗りました。

「上って下る」というルートなので車の人も安心です。

毎時ちょうどに出発するのに合わせて乗り込みます。

 

 

登りきった先にある、岩。

一枚岩の崖らしいです。

た、高い……首が痛くなる………

これだけの渓谷を作る水の力すげえ………

 

猊鼻渓の「猊」って、獅子という意味らしいですが、

その名前の由来となったのがこちら↓

 

 

思った以上に鼻だった。

帰りは船頭さんの舟歌を聞きつつ、鴨を眺めながら下りました。

冬はこたつで鍋をしながら乗れるらしいですよ。

それも楽しそうです。

 

今日は観光はこの辺で、

泊まる予定の大船渡へと移動して温泉に浸かって終了。

 

 

明日はメインの一本松ですよー