午後から出かけようと思ったのに寒くて外でられない。
前の記事に書き忘れたので書いておく。
大船渡のホテル、夜ご飯ありのプランだったんですが。
新鮮な魚！魚！また魚！！！
小鉢から刺身から天ぷらから鍋物からお魚づくし。
オマケにカマ。
そしてなにより、わかめ！！
いや初めて食べましたよワカメのしゃぶしゃぶ。
初めて知りましたよあんなに美味しいなんて。
肉の一切出ないメニューにこだわりを感じました。
いやもう大満足でした。
やはり海のものは本当にいい。
さて岩手宮城の２日目は旅のメインイベント。
津波に見舞われた海岸沿いをいく旅。
とは言って、普通に観光しますよ。
泊まった場所は大船渡のホテルなのですが、
そこから車を走らせて、
朝一番に向かったのが穴通磯（あなとおしいそ）。
碁石海岸と呼ばれる場所の北の端。
すごい断崖絶壁です。
下までは降りられません。
朝の海は美しい。
我々以外誰もいなかったのですが、
みなさん朝はゆっくり派が多いんですか？
こんな良いところなのに。
駐車場は綺麗に整備されていたのでタイミングの問題か？
パンフレット曰くどこからか遊覧船にも乗れて穴をくぐれる様ですが、
少なくともナビで「穴通磯」を目指して来るこの場所からは乗れないので、
碁石海岸のどっかから出ているんですかね。
見事な景観を見たら次はいよいよ陸前高田へ。
実は前日、猊鼻渓から大船渡へ行く時に一度通過しているんですが……
こんなかんじです。
なーんも無くなってしまったんですね。
そして道々に立つ「津波到達予測位置看板」。
ここから下は津波がくると予想されます、と書かれた看板。
どうやら標高20mラインに立てられている模様。
さらに「実際ここまできました」という看板。
いやもうコメントでませんわ。
海岸の街は必死に土を持って再興中です。
すごい数のダンプカーまたダンプカー。
以前は仮設のベルトコンベアを作って土を運んだらしく、
そのベルトコンベアというのがただ地面に引くだけではなくて橋をかけたとか。
陸前高田は大船渡の隣町なのですが、
大船渡は壊滅ということもなかった様に見えましたので、
岬のあっちとこっちで命運が分かれたんだなあと……。
なまじ海岸が広かったせいで、人的な被害が大きかったのかもしれません。
こちらの休憩所に車を止めて一本松へ向かいます。
一本松は道路から見えているのですが、近くには車を止められません。
10分くらい歩くとたどり着きます。
根元までは近づけません。
ちょっと離れたところに柵がしてありまして、
その外から見る様になっておりました。
さすがに何組か人来てましたね。
サイボーグってのがどんなものか触ってみたかったのですが……
こんなだから入れなくされてるんですかね。
これが立っていた場所には松林が広がっていたんだよなぁ。
見る影も。
何かしら少しでもお金を落とさなければという気になり、
カフェはできてましたがしかしまだお腹は空いていなかったので、
先ほどの休憩所でお土産を購入。
ベルトコンベア橋の話もここのお姉さんに聞きました。
がんばれ、陸前高田。
さてこのあと少し時間ができたので
さらに下って宮城の気仙沼へ。
シャークミュージアム。
鮫が、獲れるらしい。
一階がお土産屋と食事処、
二階がミュージアムでした。
ちょっとしたミュージアムだったんですが
結構面白かったです。
鮫の顎の標本とか。
歯が何度でも生え変わるというのは有名ですが、
あんな風に格納されてるとは。
羨ましい。
ということで、
全く知らなかったのですがフカヒレが名産らしいです。
……ご賞味あれ。
鮫ナゲット食べたのですが、
やっぱり魚だ、鮫って。
チキンというよりは、はんぺんです。
これにて一本松の旅は終了。
車を西へ走らせれば一ノ関へと戻ることができます。
三陸の地形としてリアス式の海岸が有名ですが、
陸の側も海岸の平らな面積は存外狭く、
すぐに山が立ち上がっている形です。
津波被害ゼロなんだということも良くわかりました。
地震はあったでしょうが……同じ街でもエリアで全然違うという感じです。
カーラジオで選抜野球愛知県代表の敗北を聞き届けつつ、
やまびこと、仙台からははやぶさへ乗り継いで帰宅。
思うところはいろいろありますが、
街の様子を目で見られてよかったです。
これがどう変わっていくかがポイントだな。
次は、福島ですかね。
今度の連休は九州と心に決めているので
もうしばらく先になってしまいますが、
必ず行くからなー！
