2017年九州の旅その3〜情けも厚き湯の町別府

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世の中いくらIT化が進んでも

Excelの印刷ずれは直らない。

おのれMicrosoft

 

 

さてさて九州の旅2日目は

『別府地獄めぐり』にございます。

 

その名の通り別府の山には地獄があるのですが、

これが路線バスだとちょっと行きにくいといいますか、

エリアが2つに分かれているので

両方行こうとすると車がないとほぼ無理という立地。

 

ということで、

亀の井バスがやっている観光バスに乗車。

予約不要。駅前か亀の井バスセンターから乗れます。

ガイドさんもいるので解説聞きながらの観光です。

 

七五調の案内を聞きつつ、

別府の市街を離れ八湯のうちの幾らかをすぎつつ、

噂の遊園地をチラ見しつつ、

湯けむり立つ別府の街を眼下に眺めつつ、

バスに揺られてたどり着いたのは

 

 

海地獄。コバルトブルー!

山の中の、もっと鬱蒼とした感じを想像してたのですが、

かなり綺麗に整備されてますねぇ。

これは歩きやすい。

全部で8つあるそうですが、

時間の都合上ツアーは7つのみの観光です。

しかたなし。

 

泥の沸く鬼石坊主地獄

 

 

色んな温泉があるかまど地獄。

 

お湯の温度はどこも大体90度ちょい。

地熱もあって、そこかしこでお湯が沸いている。

 

要するに、暑いんですよ。

しかも湿気がある。

 

だから。

 

 

 

ワニがいるんですよ。

しかも結構いるんですよ。

ここはアマゾンか。

鬼山地獄だ。

熱帯魚も飼ってました。

 

 

こういう類の。

アマゾンか。

世界一美味いのか………食べてみたいものですが…………。

 

飛ばした1つの地獄は山地獄でして、

もっと色んな動物がいるらしいです。

 

白池地獄。

ここまでが一つのエリア。

それぞれ隣接してまして、余裕で歩いて回れます。

ここからバスで再び移動して……

 

見事に真っ赤!!まさに血の池地獄

 

 

龍巻地獄。間欠泉です。

昔っから知られているらしく、

ふきあがりすぎないように蓋がしてあります。

そのせいでか迫力にはやや劣りますが、

15〜20分という割と短いスパンで吹くのが特徴とか。

 

といったところで地獄めぐりは終了。

地獄も良かったですが、

やはりあちこちの旅行パンフレットに載るだけあって

車窓から眺める別府の景色が素敵でした。

日本らしく山が急勾配で、街が丸っとよく見えます。

 

電車発車時刻まで時間が余ったので、

駅前のお風呂にもう一つ入りました。

温泉満喫大変満足。

 

お昼ご飯にはとり天を頂き、

売店地獄蒸しプリンを買い(おやつ用)、

すっかり別府を楽しんだあたりでエリア移動をします。

 

さらば別府!

そしてさらば大分!

 

また来ることがあれば次は湯布院がいいですね。

なんか高級そうな響きがあります湯布院。

のんびりしに来たいですね。

 

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さてお次ですが、

時計回りに移動して2県目の宮崎県へと入ります。

日豊本線、大分で乗り継ぎ特急「にちりん」へ乗車。

 

 

混雑具合がまったくわからなかったので指定席をとっておいたのですが……

 

空いてるな!!!

よし今後の特急は指定不要だぞ!!!

 

土曜日なのに大丈夫か。

連休に突入しているところもあるんじゃないのか。

 

完全に余計なお世話であろうJR九州の心配をしながら延岡まで移動。

延岡といいますとマリンスポーツをしに来る方が多いようですが、

今回は延岡そのものではなく、

ここからバスに乗ります。

 

向かうは、高千穂。

 

今回の旅のメインイベントといっても過言ではない。

日本神話の旅にしようというコンセプトもここから生まれている。

ただ公共交通機関ではなかなかに行きにくい場所。

これは一人旅で行くしかあるまい。

 

実は高千穂自体が阿蘇と一体になってまして、

アクセスとしても熊本の空港からバスで入った方がいいのですが、

九州一周も兼ねてるので大分方面から来るとなると

延岡からバスで1時間半揺られることになります。

1時間でいく特急バスもあるのですが1日2本なので良い時間がなく、

今回は路線バスでいきます。

往復券が安いしね。

移動に時間がかかるのはバス電車旅の宿命です。

これを嫌がっては旅などできぬ。

 

なお、旅のお供は古事記

いやもうだいぶ忘れてますわ。

有名どころのエピソードはわかるんですが、

やっぱり読み直すと「そうだっけ?」って所がありますね。

 

17時前に高千穂バスセンターに到着。

日が長くなったのでこの時間でも出歩けるのがありがたい。

 

駅弁を夜ご飯にしたあとぐるりと散歩をし、

そのまま高千穂神社へと「夜神楽」を見に行きます。

これが20時にあるので間に合うようにとスケジュール組んだんです。

毎晩やっています。

すごい。

 

高千穂はこう言ってはなんですが小さな街で、

大きなホテルはなく小さなお宿がぽこぽことあるようなところなのですが、

何が言いたいかというとですね、

もう宿泊者全員がきてるんじゃないかってぐらい

楽殿、すしづめです

 

なんだよ!!みんな休みなんじゃんよ!!!

電車に乗ってないだけですか!!皆さん車ですか!!!!

 

演目は

「手力雄の舞」

「鈿女(うずめ)の舞」

「戸取(ととり)の舞」

「御神躰の舞」

の4つ。

それぞれタイトルから想像される通りのテーマです。

 

見ていてすごいなーと思うのは、

全体的に単調というか、

どこ踊ってるのかわからなくなりそうなぐらい

音楽も踊りも繰り返しが多いんですよね。

あんなの自分だったら絶対わからなくなる。

 

御神躰の舞などは舞っていうより「寸劇」に近かったです。

イザナギイザナミの日常。

酔っ払って観客の女性にデレデレするイザナギ

シバくイザナミ

かと思いきや観客の男性にデレデレするイザナミ

頭抱えるイザナギ

笑った。平和だ。

 

お写真撮ったんですが、

人が多くて綺麗に写ってなかったのであげません。

ピンボケ酷かったし。

みんな見に行くんだ!

 

 

ここで本日終了。

明日に備えて寝るだよー。