四国ぐるり一周の旅:清流と温泉の4日目

JUGEMテーマ:旅行

 

さて天気予報通りあいにくの曇り空。

でも重たい雲じゃ無いから降りはしないな!

 

朝7:50、中村駅から四万十川バス出発。

高瀬沈下橋・勝間沈下橋(車窓のみ)・岩間沈下橋を回ってくれる観光バスです。

途中屋形船に乗る「なっとく」か、

カヌーなどができる「かわらっこ」という遊び場かで1時間自由時間があります。

選べるのですが、自分は屋形船を選択。

 

8時半頃ひとつめの高瀬沈下橋へ到着。

 

朝の空気と新緑と川の流れって最高か。

曇りなのがなんともいえぬ雰囲気を醸し出しています。

どことなくけぶってる感じ。

 

橋の上から。

すごい景色だ。やはり来て良かった。

 

それにしてもこの橋。

 

せっまい。

 

ちょうど車一台分ぐらいの幅。

一応途中にすれ違いポイントが設けられています。

でもね。

 

ガードレール無いよね。

 

これ端寄るの怖いわ!!

自分は絶対無理だ……落ちる………

と思ってる間にも地元の人か観光客かはわかりませんが車が通って行きました。

ガードレールが無いのは流木が引っかからないようにするためとか。

この橋、水嵩増すと沈むのが仕様なんです。

 

ぶーんと音がするので見上げてみると

なんとドローンを飛ばしているカップルが!

実際に飛ばしてるところを見たのは初めてです。

手元のコントローラーにはiPhoneらしき端末もはめ込まれています。

一般人が空撮できる時代。

いいですねえ。

しかし結構うるさいw

周りが静かなのもありますが、

遠くにいるときもプロペラの音がよく聞こえました。

 

さてお次は屋形船。

 

 

出発すれば川底が透けてすぐそこ見えます。

本当に水が綺麗なんですね。

なんか底が見えるので足がつくんじゃ無いかという気になりますが

水深は余裕で数メートルあるそうな。

もちろん水量にもよりますし、

川のカーブの外側が深いわけですが。

内から外に向かって急激に深くなっているらしいです。

 

四万十川は暴れ川、しょっちゅう増水して氾濫する川です。

木の上に流木が引っかかっているのも見えます。

「沈む橋だけではいかんだろ」ということで

山の高いところにも橋がかかっています。

このへんの住民は大変そうです。

 

雨の後の暴れっぷりが信じられない、おだやかーな流れです。

川の流れがどっち向いてるのかわからないレベルです。

段々になってるんですねーという解説を聴いていたら、

雨降ってきやがった。

うっそだろおい。四万十川結構晴れて欲しかったんだぞ。

朝の見込みはフラグだった。

 

そんなこんなでのんびりとした船旅終了。

再びバスに乗り、続いては沈下橋というと必ずここの写真が出てくる

「岩間沈下橋」へ向かいます。

この時にはもう雨上がりました。

 

 

く、くずれとるー!!

見事な崩れっぷりです。

ちょうど足と足の間がスパッと割れている。

どうも大雨の影響で崩れちゃったみたいです。

橋へは通行止め。歩いても近づけません。

早く直るといいですねえ。

 

これにてバス旅終了。

江川崎の駅で降ろしてもらえます。

南から北へ、川沿いに移動した形です。

中村まで戻る1日コースだと昼食どころへ連れて行ってもらえるみたい。

 

江川崎からは再び電車。

しまんトロッコとすれ違いながら宇和島まで移動。

お腹空いたのでこの街で昼ごはんタイム。

 

宇和島といえば鯛めしだろう!

と言いたいところなのですが、

実は鯛めし、道後で食べたことあるんですよね。

で、今日の夜も道後まで行く予定なんですよね。

道後いけば食べられるの、知ってるんですよね。

ちょっと違うものも、食べてみたいじゃないか。

 

悩んだ末に郷土料理屋さんで「さつま」とじゃこ天を頂くことに。

写真を見る限りとろろみたいなもんか?と思いつつオーダー。

何せメニューには「麦飯にかけて食べる宇和島らしい郷土料理」とは書いてるのですが

肝心のさつまの中身が書いてない。

何かわからないもの食べるのは初めてだぞ。

 

見た目はやっぱりとろろに何かを合わせたものっぽく見え、

とろろと同じようにご飯にかけて食べます。

味は…なんといったらいいか……甘い?

後で調べたら魚のすり身に味噌入れてだしでのばしたものらしい。

甘さは味噌の甘さってことでしょう。

ご飯が麦飯でこれがいい。

さらさらわしわしと頂きます。

これは個人的には当たりですね。

ただ味噌が甘いので、それとご飯の組み合わせ、苦手は人は苦手な味だと思いました。

 

お腹も膨れたのでフラフラと宇和島城に行こうかと思ったら

宇和島城って山城なんですね。

麓まで行って気付きました。

登ってる時間はなかったので見学断念。

 

宇和島を出発して一路松山へ。

ここから太平洋とお別れして瀬戸内エリアへ入ります。

本当は「下灘」寄りたかったんですが時間がry

移動距離が長いとこれだよ!

 

松山からは市電で大街道下車。

繁華街を歩きます。

さすがに賑やかですね。

 

荷物を預けてまずホテルの温泉へ。

奥道後からお湯を引いている大浴場があるのです!

荷物を整理したり、洗濯したりしつつ再出発の準備を整えます。

 

さっぱりした後は道後温泉へ。

以前来た時は午前だったので

夜の道後を見たかったのです。

 

すっげえ人!!!

 

観光地だ!!まごうことなき観光地だここは!!!!!

本館前がごった返している!!二階席が順番待ちになっている!!!

みんな明日月曜日だよ!?

 

暗くなりつつある中の道後温泉本館を写真に収めつつ

入浴どうしよーと思いながら温泉街の方をそぞろ歩き。

アーケードは土産屋ばっかりでしたが

温泉街の方は宿屋ばっかりなんですね。

ちらちらと食べ物屋があるぐらいで観光というより宿泊。

伊佐爾波(いさにわ)神社も行ってきましたが

真っ暗でよくわかりませんでした。

寺社仏閣に夜行ってもダメですね。

でもなんか修復工事をしているっぽかったです。

私結構こういう「行ったら改修中」パターン多いんですよね。

 

覚悟を決めて列に並び温泉に入ることに。

入浴のみは思ったより早く入れました。

チケットを出しつつお土産にタオルを買いました。

でかでかと「道後温泉」って書いてあるやつです。

いいお湯でした。

でかい風呂はいい。

 

2度お風呂に入ってお腹も空いたところで夜ご飯と思ったのですが、

坊っちゃん団子」で有名なお店が開いていたので

湯上りに冷たいお茶と団子をいただきました。

お茶も団子も上品な味ですごく美味しかった。

もちっとした団子っていうよりやわらかな餡ですね。

全然人いなかったです有名店なのに。

夜は狙い目なのかもしれません。

お勧めです湯上り団子。

 

夜ご飯はやっぱり鯛めし。

はじめは北予の鯛めしにしようかと思ったのですが売り切れてたので

おとなしく宇和島鯛めしをいただきました。

文句なしに美味しかった。

説明不要。

 

 

明日が最終日。

どうしようか全くプランを立てていなかったのですが

昼過ぎには高松にたどり着かねばなりません。

今治行ってしまなみ海道見るだけ見るか?などと考えつつ就寝。

ああ、旅が終わる。