台風すごかったです。
週末に京都大学で周期表イベントがあるというので行ってきました。
関東から。
さすがに日帰りはしんどかったので一泊しました。
いやーーー京都って遠いですね。
名古屋に住んでたころの感覚に未だちょっと引っ張られてます。
大阪は距離通りのイメージあるのですがなんか京都ならパパッといけるんじゃ?と。
遠かったです。
前日が飲み会だったせいでもたれきってる胃袋を抱えて朝早くに家を出発。
京都駅からバスに乗るのなかなか難易度高い、と思いつつ11時頃なんとか京都大へ。
イベントの前に「鉱物標本」に惹かれたので博物館へ立ち寄ります。
と言ってもあんまり時間がなかったのでささっと。
北大とはまた全然違う新しい雰囲気です。
なんと現在入場無料!!
これはラッキーでした。
まずは常設展から。
冒頭は哺乳類の展示が多いですね。
象の研究やホモサピエンスの研究。
象って大きいですよねえ。
頭蓋骨もあったのですが、
手元に近い分組みあがった全身骨格よりも大きさを直接感じました。
フクロウ様が見ている。
目つきが。目つきがやばい。これはロックオンされてる。
熱帯の植生と生態系について。
展示の仕方がおしゃれ。
何せふらっと立ち寄っただけなのでパネルをじっくり見る余裕がありませんでした。
わかってきたんですが博物館ってあれですね。
気軽に立ち寄ると後悔しますね。
さてお次は目が惹かれた鉱物コレクションへ。
かつて比企(ひき)教授が収集した鉱物標本集。
ポスターにも使われていた水晶と輝安鉱。
この日本式ツイン水晶すごく立派。
「日本式」なんて名前があるのは水晶ぐらいで、間の角度は84°33′。
輝安鉱はとても形が美しい。
「こんな立派なのはもう手に入らないし高いから大事にしてね!!」と比企教授は書き残しているらしい。
こちらも輝安鉱。でかい!!!
ネーム札と比較していただけると分かりやすいのですが、とにかく大きい塊です。
この直線的なものが掘ったら出てくるっていうのはちょっとなかなか想像できないんですよね。
黄鉄鉱とか、現場写真見ても冗談みたいに感じます。
比企教授若かりし頃の卒論。
「美濃のトパーズ」で書いたっぽい。
隕鉄。
ちゃんと落下した日付と場所がわかっている、という意味で重要な標本です。
鉱物はみんなそうですが、
発見(発掘)した場所の記録がめちゃくちゃ大事。
空から落ちてくるものならそれに加えて日付情報も必要というわけです。
自然砒ってちょっと花みたいな形しててかわいいですよね。
本性は全く可愛くないですが。
いろんな成分を含む鉱物達。
縞模様がとても綺麗です。
私シマシマの石好きです(小学生並みの感想)
京大では最近は地球上の鉱物だけではなく、
成分ごとにマッピングしたモデルを作ったりしているんだとか。
駆け足でしたが見学を終了。
この時点でかなり時間が切迫してきており、
急いでイベント会場へ向かいます。
ありがとう京大博物館。
後半へ続く。