長い1週間であった………
仕事始めの1週間、非常に長く感じましたが何とか乗り切りまして3連休です。もうお正月の思い出が遠いよ……
さてその年末ですが、我が家は毎年親戚一同が旅先で集うという習慣があります。今年は京都でした。いわゆる京都観光は久しぶりですね。大学時代に友人といったのが最後でしょうか。
今や世界的観光地、有名どころはどこ行っても人だらけとか道路が混みすぎてバスも動かないとか噂が聞こえてきており、自分ではなんとなく行き難い場所となっておりました。
というわけで。
京都駅出発。まずは駅近のお寺から。京都駅の南側にでて、西側へぼちぼちと歩く。ちょっと雨気味。
五重塔で有名な東寺ですね。真言宗の総本山です。京都のお寺は何度か焼けていて、東寺は4度焼失しています。今建っている五重塔は徳川家光の時代のものです。
金堂(手前)と講堂(奥)。金堂には薬師如来と日光月光が、講堂には立体曼荼羅と言われる大日如来をセンターに据えた仏像群があります。中は撮影禁止なんですよね。これは大抵、どこの寺でもそうです。信仰の対象だし、まあ仕方ないです。
桜や紅葉が植えられていて、これは春秋すごい人だろうなあ……と思わせるお庭です。大きな枝垂れ桜があり、咲いてはいなかったものの立派だなーと思って撮影したら背後が曇ってたせいでなんだかだいぶおどろおどろしい感じになってしまったのでお蔵入りにしました。
お隣の観智院にやってきました。真言宗の勧学院……当時の大学の研究所のようなものです。お庭がとてもきれい。
建物は1605年に再建されたもの。江戸時代が始まったところですね。中には「宮本武蔵が描いた鷲の図」なんてのがあります。墨で描いた鷲と竹林です。宮本武蔵、絵が描けたのか……知らなかった。
また「五代虚空蔵菩薩像」という伝説も含む動物にに乗った仏×5を見ることができます。もともと唐にあったものだそうですが、恵運という人が唐に渡った時に頂いてきたらしいです。ゾウが結構可愛いです。
そのまま北へ歩いて西本願寺へ。
いつも入り口分からなくてぐるっと回る羽目になるのですよね……以前に来た記憶もあるのですが、その時も裏の龍谷大に出てしまった覚えがあります。
浄土真宗本願寺派の総本山。こちらは撮影NGと描いてなかったのでお写真いただきました。親鸞が宗祖。敷地もお堂の中も広いですねー。唐門は修復中でした。広いところは大抵どこかが修理中ですね。仕方ない。
まっすぐ東へ歩いて次は東本願寺へと向かいます。門が東側のためやはりぐるっと回り込まないといけません。東本願寺も広いから、回り込むのも一苦労。
東本願寺は西本願寺と同じ浄土真宗ながら真宗大谷派という宗派であるらしいです。お寺の構造も西と同様、親鸞を祀る「御影堂」と阿弥陀像が置いてある「阿弥陀堂」の2つの大きなお堂が出迎えてくれる形です。左右は逆かな?最近できたっぽい視聴覚ギャラリーがありました。
遠くに見えるは京都タワー。景観的にはイマイチですが、歩いていると見える方向が駅を示すよい目印になります。
雨がちながら本降りにはならず、なかなかに良い観光ができました。歩きいいですね。年末年始暴飲暴食前のいい運動になりました。
ホテルは京都駅前のビジホ。夕食はそのビジホ1階の料理屋で鍋。
1日目、お疲れ様でした。