長らく続いた旅も最終日です。
朝食は和食にしました。
並んでたおかずも昨日とちょっと違って嬉しかったです。
2日間お世話になりました。
安定と信頼のルートインさんでした。
全国チェーンってやっぱりすごいよね。
さて。
糸魚川です。
翡翠の町です。
それでは各位。
御起立の上、ご斉唱、あるいは合唱願います。
♪涙をーとおーいー草ーー原にーー
♪翡翠をー君ーのー手のー平にーー
♪だが翡翠は買うにはあまりにも高価すぎて
♪僕はあまりにも貧しかったーーー
ならば。
自分で。
採ればいいじゃない。
やってきたぜヒスイ海岸。
昼過ぎに糸魚川を出るので、それまでの間をここで過ごすことにしました。
目指せヒスイ獲得。
先の記事で書いたようにヒスイは山の方に沢山あるのですが、そちらは採集禁止です。
そこで川を降って浜へ打ち上げられた石を狙うことになります。
すでに多くの方がいらっしゃってますね。
私も早速取り掛かることとしましょう。
昨日のフォッサマグナミュージアムで翡翠については予習済みです。
1 緑というよりは乳白色に近い。特に乾いたとき。
2 手触りはつるつるしている。
3 まん丸ではなく、やや角がある。
4 ちょっと重い。
5 硬玉の名前がある通り、硬い。
それを踏まえて、こちら。
いや。
分かるか！！！
えー、最初は頑張って探してみるんですけど、
割と早々に「自分のお気に入りの石探し」になります。
浜辺の石ってこんなカラフルでいろいろあるんですねー
そういや桂浜でも「五色石」なんての文句があったなあ。
原価厨が聞いたら憤死しそうですがそこの浜の石売ってるんですよね。
私は砂岩のキメの細かい感じが好きです。
縞模様とか入ってるとなお良い。
こういうまっすぐな線がすっと入っているのを見ると不思議な気持ちになります。
断面どうなってんだろうか。
なにやら翡翠探しベテランっぽい方もいて、
長い棒の先におたまが付いたような道具を使って地面を軽く叩きながら探しています。
感触で分かるのでしょうか。
海が綺麗だ。
天気もいい。
散歩には最高なロケーション。
と油断してたら波かぶりました…
最終日にして靴がズックズクに……うええええ…………
ちょっと靴を脱いでその場でしばらく海眺めてました。
気休めですがやらんよりはいいだろう。
たまにその辺の石を掘り返したりしつつぼんやり。
だましだまし川まで来てみました。
後で調べたら「海川」というらしい。
この川は小滝川ヒスイ峡には続いてません。
青梅との間に姫川という川があり、そっちが通じてそう。
近くに翡翠を拾えるような浜があるのかどうかはわかりませんが……
川の途中で見つかることもあるんでしょうか。
なお翡翠かな？と思ったら、
フォッサマグナミュージアムへ持って行くと鑑別してもらうことができます。
さすがにもう一回行く気は起きなかったので
ポケットの中身に翡翠がいるかは神のみぞ知る。
この旅行そんなんばっかだな。
あ、もし冒頭の歌がわかる私をオフで知ってる友人がいたら連絡ください。
9割9分翡翠では無いけれどひょっとしたら翡翠かもしれない石をお送りします。
着払いで。
ポケットがお気に入りの石でゴロゴロしているという
最近の小学生でもやらんのでは？という状態でヒスイ海岸の散策は終了。
もっと石に詳しければワクワクして飛び回ったんでしょうが、
残念ながら全くわからないので、のんびりした散策になりました。
靴ですが、結局最後の最後にもう一回波に襲われたので乾燥の努力が無駄になりました。
もう知らん。
駅へと戻ってから最後の旅飯。
漬け丼と、蟹の味噌汁。
この味噌汁が特に美味しかった……蟹の味噌汁うまあ………
山菜も柔らかく苦味なく調理されていてほくほく。
最後はやっぱりお魚で締め。
ごちそうさまでした。
その後おみやげタイム。
お土産のラインナップ見ていて思うのですが、
糸魚川って北陸文化圏ですね。
雷鳥の里が売ってましたよ。
新幹線も北陸新幹線だしなあ。
新潟名物の「笹だんご」を購入して、はくたかで帰路へ。
ああ……
ありがとう糸魚川。
いつかヒスイ峽に、できればガイド付きで、そうでなくても一度は行きたい。
でも車が無いと無理なのです。
観光バスも時期が決まっているためこの時は走っておらず。
HPみると徒歩60分って書いてありますが歩く道じゃ無い気配がする……
山ん中へ入っていくんだぞ……歩道が無いような道だぞきっと………
だれかー
誰か私と一緒に糸魚川行って観光タクシーと申し込みませんかー
1人じゃさすがにお高いですのでー
って気分でしたがどうあがいてもぼっち旅なんですねえ。
10月に行けば観光バスが……
新幹線で一本なのもわかったし……（ブツブツ）
とかなんとかやってるうちに無事帰着。
帰りはスムーズに帰ってこれて良かったですね。
5月3日でしたが指定席は満席でした。
ファミリーが多かったですね。
これにて終了。
お疲れ様でしたー。
