新潟をゆく鉱の旅:弥彦へお参りの2日目

JUGEMテーマ:旅行

 

連休明けは暖機運転。

 

 

 

さて旅の2日目は弥彦でございます。

ワンマン電車に乗って新潟から弥彦駅まで1時間ちょい。

 

 

弥彦駅前、どっかで見たことある雰囲気だと思ったらあそこです。

霧島。

あっちよりは神社までが近いので駅前も栄えた感じありますが、

駅舎とロータリーの雰囲気がそっくりでした。

 

それにしてもいい天気ですねー

弥彦山にはロープウェイがあるのできっと登ったらいい景色が見られるでしょう。

まあそちらは参拝後に行くとしてまずはお参り。

道中には観光向けの土産物屋体験施設イベントスペースが集まったスペースがありました。

新しそうだったので、最近オープンしたと思われ。

 

 

駐車場の八重桜が綺麗。

ソメイヨシノはもう散ってますが、八重桜は丁度見ごろ。

 

温泉まんじゅうを食べつつ宿屋や休憩どころが並ぶ表参道を歩くと、程なく弥彦神社到着。

 

 

越後国一宮。さすがに人が多い。

御祭神は天照のひ孫で、天香山命(あめのかごやまのみこと)と言います。

もともと熊野にいたらしいのですが、神武天皇に命ぜられて越後へ赴任。

酒造・製塩・漁業の技術を教え稲作や畑作の元を築いた……ということになっております。

大本は山本体が信仰の対象だったとかで、要はこの辺りの氏神様です。

古くは「いやひこ」と言ったそうな。

 

 

社殿立派。

旅の安全と、産業の神様っぽかったので仕事がうまくいくようにお祈りしておきました。

 

 

摂社と末社。なんか多くないですか?

これだけずらっと並んでいると「おぉ……」となります。

 

その後境内の御神木を見たり、

「持ち上げた時に軽いと感じれば念じた願いが叶う」火の玉石を持ったり(重かった)しつつ

ロープウェイ乗り場へ向かって歩いていきます。

徒歩五分ですが、ずっと上りの五分なので想像よりしんどかったです。

 

 

 

でも道中の瑞々しさがとてもいい。

「万葉の道」といって万葉集に出てくる植物がところどころ植えられていました。

 

たどり着いたロープウェイ乗り場ではまあまあの人が並んでいましたが、

絶望するような人数ではなく待てる範囲内。

チケット買って山頂へ。

 

 

おおおおお絶景だーーー!!あれに見えるは佐渡島!!

 

 

田んぼに水が張られていて、

この辺り一帯が全てひたひたと水に浸っているよう。

と、さらに弥彦山の頂上まで歩けることが判明。

では参りましょう。

 

 

すぐ着くかと思ったら案外遠かったんだぞ………

でもこちらも素晴らしい景色!!

下から歩いて登ってきたらしいハイカーがたくさん来ていて、

丁度昼時だったので皆さん食事をとっておられました。

ハイキングスポットにもなっているんですね。

また山頂には弥彦神社の奥宮があります。

 

 

お社の向こうにラジオ電波塔があるせいで電波塔に向かって拝む感じになります。

ちょっとシュールです。

一応お社だけじゃなくて小さな社務所があって、

御朱印を求める人の列ができていました。

ええぇ……こんな山の上でまで………

 

 

右向けば日本海佐渡島、左向けば田んぼと北アルプス

とても良い。良い。

気温も暑さでずくずくということもなく、爽やかで気持ちがいい。

いやー来て良かった。

 

山頂駅まで戻ってお腹が空いたので展望台にもよりつつお昼ご飯タイム。

展望食堂を利用することにしました。

こういうところで食べる習慣ほとんど無いんですが、

手持ちで昼ごはんを持ってきていなかったというのもあり

良い機会だし1人なら座れるだろってことで入店。

ラーメンをいただきました。

標高の高いところで食べるご飯は美味しい。

これは食堂でも真理です。

やはり景色が良いとご飯も何割か増で美味しいですよ絶対。

 

 

下山後はこんにゃく田楽をいただきつつ、

「冥加屋」さんで日帰り温泉に入り休憩。

歩いて汗かいたのでここでさっぱり。

泊まってるホテルがビジネスホテルでお風呂が狭いので、

温泉で足を伸ばしてのんびりしました。

 

 

駅まで戻る道中でパンダ焼きなるものを購入。

パンダ焼き、行列ができていたので思わず買ってしまったのですが、

人形焼きみたいなものか思ったら「白いたい焼き」のパンダバージョンでした。

もっちもち。

 

乗り換えで降り損ないそうになりながらも新潟へと戻ってきました。

 

一度ホテルへ戻って夕飯のガイドマップを広げる。

食べてばかりのような気もしますが気にしません。

 

新潟といえば海の幸ですが……どうするかなあ……

おいしい米も食べたいけど……

飲み屋だと米って感じでも無いしなあ……

 

決めきれぬまま飲み屋さん通りをうろうろ。

結局「へぎそば」をいただくことにしました。

昼も麺だったじゃんというツッコミは受け付けません。

蕎麦屋なら飲まなくても許されやすい気がしたんです。

 

へぎそば特有のあの盛り付け方は1.5人前からだったので、

普通のざるそばと「のっぺ」を注文。

麺は同じとのこと。

 

 

 

美味しかったですー!

のっぺって何ぞ?汁物?と思ったら全然違った。

煮物なのですが冷たくて、ちょっととろみがある。

刻んだ野菜がコロコロと入っていて見た目が鮮やか。

 

このお店でNHKがかかっていたのですが、丁度歴代紅白の振り返りをしていました。

なんか完全に大晦日モードやなあ。

 

へぎそば、ごちそうさまでした。

 

 

ホテルに戻って洗濯してこの日は終了です。

明日の朝は、早いぞ。

 

 

 

ここまでの工程。

弥彦って本当に佐渡の対岸なんだなー